ドジャース佐々木朗希1回零封 両リーグトップ60発ローリー斬り ロバーツ監督「この対決が見たかった」

[ 2025年9月28日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース3―2マリナーズ ( 2025年9月26日    シアトル )

<マリナーズ・ドジャース>7回、力投するドジャース・佐々木(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が26日(日本時間27日)、マリナーズ戦の7回から中1日で救援登板し、1回1安打無失点、2奪三振と好投した。両リーグトップ60本塁打を誇るカル・ローリー捕手(28)との対決では、3球連続でスプリットを投じて空振り三振を奪った。直球の最速は100・1マイル(約161・1キロ)を計測するなど、手応え十分の登板となった。

 敵地Tモバイル・パークに「MVP!MVP」の大合唱が鳴り響く。3―1の7回2死二塁。佐々木は両リーグトップ60本塁打を誇りア・リーグMVPが有力視される主砲ローリーと対峙(たいじ)した。デーブ・ロバーツ監督が「この対決が見たかった」とうなるほど、この試合で一番の勝負どころだった。

 初球はこの日の最大落差44インチ(約1メートル12)を計測したスプリットでストライク。2球目、3球目と続けて低めのスプリットでバットに空を切らせ、空振り三振に仕留めた。3球三振斬りに指揮官は「4月なら同じ結果にならなかっただろう。今の彼は全く別の投手。自信も球も体の状態も、全てが格段に良くなっている」と称えた。

 不安定な救援陣に厚みを持たせるため、メジャー初救援で3者凡退と好投した24日のダイヤモンドバックス戦から中1日での登板。女房役のロートベットは「(ローリーには)大事な場面だったので彼の武器で勝負した。3球とも素晴らしかった」と誇った。前回よりも平均落差は5インチ(約12・7センチ)ほど大きくなり、空振りを奪える「救援仕様」のスプリットを披露した。

 地区優勝から一夜明け、試合前はロッテ時代の同僚で、マ軍のスペシャルアサインメントコーチ兼コンサルタントを務める福田秀平氏の紹介で、会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏にあいさつした。米国野球殿堂入りしたレジェンドの「空気」に触れ、自然と気持ちは高ぶった。

 ポストシーズンのロースター入りは現状の28人から2人減。指揮官は「タフな決断となる」と語ったが、レギュラーシーズンの残り2試合で佐々木の登板機会はないと明かしたことが、ロースター入り内定をつかんだ証とも言える。最速165キロの「令和の怪物」が、ワールドシリーズ連覇への秘密兵器となる。(柳原 直之)

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