【データで紐解くソフトバンクの強さ】初首位が球宴後は史上初 開幕3連敗以上でVは6年ぶり4度目

[ 2025年9月27日 22:28 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1西武 ( 2025年9月27日    ベルーナD )

<西・ソ>胴上げされる小久保監督(撮影・椎名 航)
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 ソフトバンクが2年連続パ21度目、1リーグ時代を含め23度目となるリーグ優勝を決めた。通算23度の優勝は巨人の48度に次ぎ西武に並ぶ2位タイ。就任から2年連続でパ・リーグを制した小久保ホークスの強さをデータから探った。(記録課・八田 朝尊)

 ☆新人から連続優勝 新人監督の2季以上連続Vは藤本定義(巨=36秋、37春)、森祇晶(西=86~88年)、中嶋聡(オ=21~23年)の3氏に次いで4人目。球団では初。1年目から2年連続80勝以上での連覇は史上初めてとなった。

 ☆開幕ダッシュ失敗も 開幕3連敗以上しながらの優勝はパでは57年西鉄4連敗、09年日本ハム3連敗、19年西武3連敗に次いで6年ぶり4度目と珍しい。首位との最大ゲーム差は5月1日の6ゲーム。球団の6差逆転Vは64年以来61年ぶり2度目だ。また、初首位は球宴明けの7月29日。パ制覇21度のうち初首位が球宴後だったのは初。首位以外が2日のみだった昨年と対照的だった。

 ☆勝利の方程式確立 総ホールド数95はパ最少タイも松本裕がパ最多の39ホールド、藤井も51試合に登板し19ホールドと存在感を見せた。クローザーの杉山はパ最多の64試合に登板。30セーブはパ最多となっている。チーム防御率はリーグトップの2・41で先発から藤井、松本裕、杉山とつなぐ勝利の方程式で白星を積み重ねた。

 ☆長打より機動力 開幕戦スタメン野手が全員、登録抹消を経験するなどメンバーを固定できなかった。規定打席到達は3人。チーム打率・256はパ1位だが本塁打はパ3位の93本。昨年の114本には及ばず、100本以下なら14年(95本)以来11年ぶり。昨年387本あった長打は138試合目でようやく300本に届いた。一方で犠打はパ最多の94。盗塁は昨年の89から97に増え成功率も82・2%と昨年の74・2%から大幅アップ。得点圏打率・278はパ1位。機動力と勝負強い打撃で得点につなげた。

 ☆やりくり上手&日替わりヒーロー 小久保監督は139試合で136通りの打順を組んだ(昨年は117通り)。同じ打順は3通り、2日連続は7月29、30日の日本ハム戦のみ。勝利打点は栗原の11度を筆頭に両リーグ最多の20人が記録。逆転勝ちも両リーグ最多の31度だった。接戦に強く2点差以内の勝率は・615。2位・日本ハムの・506を大きく上回った。小久保監督のやりくり上手が目立ったシーズンだった。

 ☆12勝以上が4人以上 今季は大関、有原が13勝、モイネロ、上沢が12勝をマーク。シーズンで2桁勝利を4人がマークするのは05年の杉内俊哉18勝、斉藤和巳16勝、和田毅12勝、新垣渚10勝以来。12勝以上4人以上は63年の森中千香良17勝、スタンカ、杉浦忠14勝、三浦清弘13勝、皆川睦男12勝以来62年ぶりだ。また、先発勝利のみでの2桁勝利4人は球団では75年、99年に次いで3度目。4人が12勝以上は球団初で49年巨人、56年西鉄、83年西武に次いで史上4度目となった。

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