“猫の恩返し”で聖隷左腕・高部討ちだ 磐田東、27日準々決勝「タフ」に戦う 秋季高校野球静岡県大会

[ 2025年9月26日 06:00 ]

幸せをもたらすチームの猫・タフを抱く猫好きの阿部
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 磐田東が“猫の恩返し”で、聖隷・高部を攻略し、15年ぶりの東海大会出場へ王手をかける。選抜へとつながる秋季高校野球静岡県大会準々決勝はあす27日に行われ、5年ぶりに8強に進出した磐田東は愛鷹球場で今夏甲子園で1勝を挙げた全国屈指の左腕・高部陸(2年)擁する聖隷クリストファーに挑む。

 縁あってチームの“一員”になった愛猫が幸運を呼んでいる。赤ん坊の捨て猫を引き取って監督室で飼い始めたのが県大会前。「タフ」と名付けて、ナインでかわいがると、そこから2連勝で5年ぶりの準々決勝進出を果たした。

 聖隷クリストファー戦のキーマンは1番・阿部琉生三塁手(1年)だ。「高部さんが先発する可能性は五分五分。してこなかったら初回から点を取って引きずり出す。粘りのある野球で食らいついて絶対に勝ちます」。島田工との初戦(2回戦)では先制中前打含む3安打2打点。静岡市立との3回戦でも先制の中越え二塁打を放つなど好調だ。

 中学3年夏の宮城仙北ボーイズ時代、4番・捕手で全国制覇を達成しMVPも獲得した期待の戦力。だが、今夏2回戦の知徳戦で走者と交錯して左肘を剥離骨折し、じん帯も損傷した。それでも「一瞬の勇気 一生の後悔」という言葉を胸に「ここで抜けてしまったら自分との勝負にも試合にも負けたことになる」と出続けたファイター。まさに“タフ”を地でいく存在だ。

 岩手県一関市の実家で猫3匹を飼っており、自身も猫好き。「タフが“勝利の女神”になっていると思います」と御利益にあずかって全国区の左腕を打ち破る。

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