阪神・ 村上頌樹 2度の打球直撃なんの勝率第1位当確13勝目 3冠へ10・2最終戦登板にも意欲 

[ 2025年9月27日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神6―2中日 ( 2025年9月26日    甲子園 )

<神・中>3回、細川を三振に抑えた村上(撮影・亀井 直樹) 
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 阪神・村上は、“人生初”となった2度の災難にも屈することなく、懸命に腕を振り続けた。「去年セ・リーグで一番負けの数が多かった。反骨心というか、そういうのが今年出せているのかな」。5回5安打1失点。念願だった13勝目を手にした。

 「2回(打球が)当たるのは1試合ではなかった。いい経験ですし、その中でもしっかり投げられたので、良かった」

 序盤から大量の援護を受け、テンポよく投げ続けた。ベンチ、スタンドがヒヤリとさせられたのは3回2死。岡林が放ったゴロが、右膝付近に直撃。その場にうずくまったが、治療をへてマウンドへ戻り、後続を断った。5回2死でも代打・鵜飼の打球を右腕に食らったが、最少失点で切り抜けてみせた。

 これで13勝4敗。勝率第1位タイトルの条件となる勝利数を満たし、勝率・765。現時点で条件を満たしているのはDeNA・東(14勝8敗、勝率・636)と村上のみとなった。巨人・山崎と中日・大野は勝率・733ながら、ともに条件に2勝届いていないことから、勝率第1位タイトル獲得に当確ランプをともした。だが、それだけではない。

 「まだもうひと登板、チャンスはある。奪三振の方がもう少しありますから。彼も意欲的だと思いますけど」

 藤川監督が話したように、奪三振も136と中日・高橋宏に5差でリーグトップに立っている。加えてこの日、DeNA・東に勝敗が付かなかったことから、最多勝のタイトルにも可能性を残した。両タイトルの獲得にも挑むなら、中5日でシーズン最終戦の10月2日ヤクルト戦に向かう可能性も十分にある。

 「もし投げられるんだったらしっかり調整して臨みたい。今タイトルを獲りそうなのが兵庫県民(の佐藤輝、近本、才木)。最多勝をとれるなら獲って、(最後は)全員、兵庫県(出身の名前)が入っているように頑張りたい」。村上は、そう言って上を向いた。

 ○…村上(神)は勝率タイトル表彰対象となるシーズン13勝に到達。勝率も・765(13勝4敗)でリーグトップを保持している。山崎(巨)と大野(中)が勝率・733で村上を追うが、ともに11勝4敗のため、タイトル獲得にはチームの残り4試合で最低2勝が必要。またシーズン14勝で表彰対象の東(D)は勝率・636(14勝8敗)でタイトル争いからは事実上脱落。村上の勝率タイトル獲得がほぼ確実となった。

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