阪神 プロ野球新記録シーズン180HP到達 “チームの心臓”鉄壁救援陣に大きな勲章

[ 2025年9月23日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2-3ヤクルト ( 2025年9月22日    神宮 )

<ヤ・神24> 2番手で登板した畠(撮影・大森 寛明)
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 猛虎自慢の鉄壁ブルペン陣が、大きな勲章を手にした。プロ野球新記録のシーズン180ホールドポイント。前日までの「178」から、畠、及川が新たに積み上げ、19年楽天の179を上回った。

 畠は緊急登板で奮投した。才木が右足首付近に打球を受けるアクシデントで降板。2―2の6回1死三塁という窮地でも、落ち着いていた。オスナを二ゴロ、山田を遊飛に仕留めた。藤川監督からは「展開としては、畠が素晴らしく良かった。この先に向けて非常に大きなこと」と称えられた。

 4月上旬に右手中指のコンディション不良を発症し、復帰まで4カ月以上を要した右腕。戦線離脱直後、目に入ったのが、高橋や下村といったリハビリ組の練習だった。「若い投手がケガと向き合って、投げられる日を信じてやっている。落ち込んでいる暇はない」。気持ちを切り替えてトレーニングを続け、巨人から移籍後、登板全9試合で無失点と好投を重ねている。

 及川は7回に1死一、三塁を背負ったが、太田を空振り三振、長岡を二ゴロに斬った。自身も20試合連続ホールドポイントで05年に藤川監督が記録した球団記録に並び、16試合連続ホールドでプロ野球記録にあと1試合と迫った。「一個一個、アウトを積み重ねていけばいいかなと思います」。節目へ王手をかけても、静かに次戦を見据えた。かねて「個人として結果がどうかではなく、ただ中継ぎ陣、チームとしてゼロで後ろにつなぐしか考えていない」と話す左腕。岩崎らベテランから学んだ中継ぎ陣ワンチームの精神を持つからこそ、個人の記録よりも1試合ごとの「0」にこだわる。

 試合は8回に4番手・ドリスが決勝被弾した。しかし、2年ぶりのリーグ制覇は、藤川監督が「チームの心臓」と表現する救援陣の踏ん張りがあったからこそ。ポストシーズンに向け、さらに整備を進めていく。 (松本 航亮)

《05年・藤川球児のプロ野球記録に王手》
 ○…及川は16試合連続ホールドとし、05年藤川球児(神)、15年バリオス(ソ)が持つ17試合連続のプロ野球記録に王手をかけた。HPは20試合連続で、05年藤川球児の球団記録に並んだ。連続試合HPのプロ野球記録は10年浅尾拓也(中)の25。

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