ソフトバンク再び優勝M7で足踏み 小久保監督「そんな簡単に勝たせてもらえないです」

[ 2025年9月22日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―2オリックス ( 2025年9月21日    みずほペイペイD )

<ソ・オ>9回 柳町の左飛で二走・笹川(右)が飛び出して戻れず、併殺で試合終了(野手・大城)(撮影・成瀬 徹)
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 首位・ソフトバンクは21日、オリックスに1―2で敗れ、2連敗を喫した。周東佑京内野手(29)が試合前に背中の痛みを訴える緊急事態の中、8回までに3度の満塁機をつぶす拙攻の連続。1点差に迫った9回には痛恨の走塁ミスが出て2試合続けて1点差で敗れた。リーグ連覇へヤマ場となる9連戦を2連敗スタート。優勝マジック7で足踏みが続き、2連勝と息を吹き返した2位・日本ハムに2・5ゲーム差と再接近された。

 ここに来て、まさかの停滞だ。本拠地・みずほペイペイドームでは4月29日~5月1日に3連敗して以来の連敗。優勝マジックも7で足踏みが続いた。試合には快足自慢の周東が不在だった。18日の日本ハム戦で死球を受けた背中の痛みが悪化し、欠場した。

 「試合は無理だなと。背中です。ハム戦の時の当たったところが打った時に変な感じになった。強めに振った時におかしかった。痛かった」

 異常を訴えた試合前練習後、病院で検査を受けた。きょう22日にも受診する予定。「また明日(22日球場に)来てどうかです。動けなかったら悲しいなという感じです」と話して引き揚げた。

 残り12試合のシーズン大詰めで両リーグトップ35盗塁のリードオフマンが、痛みで悲鳴を上げる非常事態に陥った。試合後、小久保監督は「ちょっと厳しいかもしれない」と神妙に話した。

 厳しいのは試合も同じだった。拙攻に次ぐ拙攻で2試合続けて1点差ゲームを落とした。初回、3回、8回と3度も満塁のチャンスをつぶした。特に8回は無死満塁で栗原が空振り三振、牧原大が一邪飛、代打・山川は見逃し三振に倒れた。前日20日にも同じ8回に無死満塁と攻めながら、同じ山崎の前に無得点。痛恨の場面が繰り返された。

 0―2の9回に笹川の適時打で1点差に迫ったが、走塁で痛いミスが出た。1死二塁で柳町が左翼へ大飛球を放ち、左翼手・中川がフェンス際で好捕。飛び出していた二塁走者の笹川が戻れず、併殺の幕切れとなった。指揮官は「若い選手は出ながら、(笹川)吉康もそうですけど、優勝争いをしている中のワンプレーがどれだけ大事かを感じながらやっているのでは」と振り返った。

 リーグ連覇へ最後のヤマ場となる9連戦を2連敗スタート。この日勝った2位・日本ハムが2・5ゲーム差に接近した。「そんな簡単に勝たせてもらえないです」と小久保監督。ここが最後の正念場だ。 (井上 満夫)

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