中日・中田翔 引退セレモニーで涙止まらず ダル、坂本、岡本らが熱いメッセージ サプライズ花束贈呈も

[ 2025年9月19日 21:22 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2025年9月19日    バンテリンD )

<中・ヤ>引退セレモニーで胴上げされる中田(撮影・椎名 航)
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 中日中田翔内野手(36)が19日のヤクルト戦で引退試合を迎え、最後までフルスイングを貫いた。「4番・一塁」で先発出場。初回に巡ってきた通算7116打席目を空振り三振で終えた。日本ハム、巨人、侍ジャパンで一時代を築いた通算309本塁打のスラッガー。腰の故障とも闘い、18年間の現役生活に別れを告げた。試合後には引退セレモニーが行われた。

 試合前からバンテリンDは「中田翔一色」に染まった。選手たちは中田翔特別Tシャツを着用して練習。バックスクリーンには「thank you for your great blue days」のメッセージが映し出され、スタンドは背番6の数字が刻まれたドラゴンズブルーの応援ボードやメッセージボードが揺れた。試合直前にはベンチ前の円陣で中田が声出し役に。中田の言葉でナインの顔に笑顔が咲いた。

 フルスイングでの空振り三振。現役1784試合、7116打席目が現役生活最後の打席となり、交代の際にはスタンドからの拍手が鳴りやまなかった。セレモニーが過去の軌跡を振り返る映像でスタートすると、中田は目を潤ませながら大型ビジョンを見つめた。

 軌跡のVTRが終わり、マウンド上のマイクの前に中田が立つと、今度は選手らからのメッセージが流れた。坂本が「寂しいけど、俺たちは一生の付き合いやから」と語り掛け、岡本は「今、涙を流していると思いますが…」と笑顔の再会を呼びかけ。中田も後輩の粋なメッセージに笑みを浮かべた。その後、ダルビッシュは中田の活躍を「本当に誇り」と称え、清宮幸は「中田さんのホームランが大好きでした」など同い年の丸ら多くの選手がビデオレター出演。日本ハムの稲葉2軍監督、そして恩師でもある元日本ハム監督の栗山英樹氏が「ぶっちゃけて言います!本当に一番手がかかった!」と笑顔で語ると、中田は笑い、スタンドが沸いた。

 そして花束贈呈。涌井ら選手、家族から、そしてサプライズ登場した栗山氏と稲葉氏から花束を受け取ると、堪えていた涙があふれだした。

 ◇中田 翔(なかた・しょう)1989年(平元)4月22日生まれ、広島県出身の36歳。大阪桐蔭では1、2年夏、3年春と3度甲子園出場。高校通算87本塁打。07年高校生ドラフト1巡目で日本ハム入団。14、16、20年に打点王。21年8月に無償トレードで巨人移籍。24年からは中日でプレー。13、17年WBC、15年プレミア12日本代表。1メートル84、107キロ。右投げ右打ち。

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