ミキハウス・桜井俊貴が9回2失点完投勝利で初戦突破 第50回社会人野球日本選手権近畿地区最終予選

[ 2025年9月16日 20:07 ]

第50回社会人野球日本選手権大会近畿地区最終予選1回戦   ミキハウス4―2YBSホールディングス ( 2025年9月16日    わかさスタジアム京都 )

9回2失点完投勝利を挙げたミキハウス・桜井
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 ミキハウスが接戦を制し、初戦を突破した。エース・桜井俊貴投手(31)が9回2失点で完投勝利。冷静な投球術で粘るYBSホールディングスを振り切った。

 「久しぶりに9回を投げたんで、途中、ちょっと苦しかったですけど、何とか持ち直して。球数を減らしていこうという話しをしていた中で、いい感じで投げることができました」

 最高気温36度という酷暑にも負けなかった。ハイライトは3―2で迎えた7回2死三塁。この試合2安打されている樫見俊佑を打席に迎えたが、百戦錬磨の右腕は冷静だった。

 「力で押すというよりは緩急をつけて打ち損じさせようと。結構、真っすぐに合っている感じがあったので」

 この日の最速は148キロを計測していたが、樫見に右前打されていた結果球はいずれも直球。打ち気にはやる相手に対して初球にチェンジアップを選択し、タイミングを外して中飛に仕留めた。「流れが行ったり来たりしていたし、7回が一番キツかった」という難局を無失点で切り抜けると、8、9回の2イニングは無安打投球。今夏の都市対抗近畿地区2次予選で旋風を巻き起こした新鋭を、7安打2失点で退けた。

 5年連続の本大会出場を狙った都市対抗予選は初戦からまさかの3連敗で敗退。計3試合で23失点と投手陣の立て直しが急務だった。四球が失点に絡んでいた反省を受け、夏の期間は実戦だけでなく、投球練習中から「3球で2ストライクを取る」ことを徹底。101球の省エネ投球は日頃の取り組みの賜物で、自らが最高の手本を示した。

 大阪ガスの補強選手として8月中旬から3週間ほどチームを離れたが、再合流した際には確かな手応えを感じ取った。「日本選手権でしっかり戦える雰囲気があった。みんなが選手権に出るんだという思いを持っていることを、帰ってきてからすごく感じましたね」。次戦の相手は都市対抗予選で1点差で惜敗した大阪ガス。2年連続4度目となる本大会出場へ、一丸となって立ち向かう。

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