7回ノーヒットワンランのグラスノー「すべてがかみ合った」 背中痛で登板回避も「エネルギーを戻した」

[ 2025年9月9日 14:35 ]

ナ・リーグ   ドジャース3―1ロッキーズ ( 2025年9月8日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ロッキーズ>力投するグラスノー(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャースは8日(日本時間9日)、本拠でロッキーズと戦い、接戦をモノにして連勝。単独首位の座を守った。先発したタイラー・グラスノー投手(32)が7回無安打1失点、毎回の11奪三振と好投。3―1の9回無死、3番手・スコットが初安打を許し、継投による“ノーヒッター”はならなかったが、今季初登板だった3月31日(同4月1日)以来となる2勝目を挙げた。

 抜群のリズムで回を重ねた。初回を3者連続三振で立ち上がると、2回に無安打で先制点を与えたが、乱れることはなかった。「すべて良い感じだった。タイミングも良かった。少しフォーシームのインサイドがズレていて、全部引っ張ってしまっていたが、肩をもう少し長く残すようにした。そこを修正してもらったらタイミングが合ってきて、3~4回くらいからすべてがかみ合った」。4回からは4イニング連続の3者凡退。11三振を奪うなど、ロッキーズ打線に付けいる隙を与えず、リリーフ陣に無安打のバトンを渡した。

 味方は0―1の6回1死一、三塁からフリーマンの適時二塁打で同点。1―1の7回には2死一塁から大谷が二塁打で好機を広げ、二、三塁からベッツが中前に決勝の2点打を放った。グラスノーはベンチで手を叩き大喜びだった。

 7回終わって105球。無安打投球のままマウンドを降りることとなったが、首脳陣の判断について不満は「ない」と言い切る。「記録なども理解しているし、首脳陣の決定に理由があるのは分かっている。ちょっと退屈な答えになるが、特に序盤はカウントをしっかり取ることが重要だった。試合が進むにつれてテンポの良いイニングもあり、早いアウトも取れたので良かった」と話した。

 グラスノーは予定していた5日(同6日)のオリオールズ戦先発を背中の張りで回避。急きょ、大谷が先発することとなった。回避から中2日ながら、ロバーツ監督に「体調がいい」と伝え、先発マウンドに立つこととなった。背中の痛みについて「背が高いとよくある症状らしいのだが、背中のけいれんが出ることがある。前回は投げていたら完全に“投げられない状態”になる感覚があったので回避した」と危機管理だったことを強調。「休んでエネルギーを戻し、調整して投げられる状態にした。小さな痙攣のときに無理をするのは良くない。高校の成長期以来ずっとそういう問題を抱えているので、予防的な判断だった」と話した。

 4月27日(同28日)のパイレーツ戦で2回の投球練習中に右肩の違和感を訴え、緊急降板。その後、右肩炎症で負傷者リスト(IL)入り。7月9日のブルワーズ戦で復帰後は白星をつかめていなかったが、シーズン終盤に来て、自らにもチームにも貴重な白星を手にした。

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