オリックス 球団最多タイ10度目のサヨナラ勝ち 初の“劇打”太田椋「自分で試合を決めた感」

[ 2025年8月27日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス6―5ロッテ ( 2025年8月26日    京セラD )

<オ・ロ>延長12回、サヨナラ安打を放ち頓宮から祝福される太田(撮影・後藤 正志)
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 4時間34分の死闘にケリをつけたのはオリックス・太田のバットだった。延長12回2死一、二塁。2ボール1ストライクから相手7番手・八木の速球を右前へ。麦谷が生還して1961年、96年に次いで球団最多タイとなる10度目のサヨナラ勝ちを決めた。

 「“自分で試合を決めた感”があってうれしいです」

 これがこの日4本目の安打で楽天・村林を抜き打率・308となり1位に浮上。球宴に初出場するなど進境著しい今季だが、サヨナラ打はプロ7年目で初の“劇打”だった。

 10回に8番手岩崎の暴投で勝ち越しを許したが、その裏には先頭のドラフト1位ルーキー・麦谷が右越えにプロ1号の同点ソロ。「盗塁を失敗していましたし、何とかしたかったので、とにかく追いつくことができてよかったです!(打った瞬間)いったと思いました」。8回には先頭打者として振り逃げで出塁するも、続く広岡への2球目で盗塁を試みて憤死。自身の失敗をも取り返す値千金の一打になった。技術面の向上とともに、西川からは「精神面で一喜一憂するな」という金言を授かり、力に変えてきた。

 まさに総力戦の3連勝。昨季8勝16敗1分けと大きく負け越したロッテ戦の勝ち越しも決めた。

 「全員で勝ち取った大きな勝利だと思います」。岸田監督の言葉にも力がこもった。きょう27日はほっと神戸での今季最終戦。この勢いはまだまだ止まらない。 (石塚 徹)

 《球団初の10人継投で3年目の入山がプロ初勝利》
 プロ入り初先発のオリックス・片山の2イニングを皮切りに、今季初の“ブルペンデー”で臨んだ試合は球団初の10人継投となった。12回から登板したのは7月末に支配下登録された育成出身で3年目の入山。クリーンアップを3人で打ち取ってプロ初勝利を手にした。「今思えば、毎日頑張ってきたので、ここまでが長かったとは全然思いませんでした」。苦労した日々に思いをはせていた。

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