ソフトバンク“つなぎ役”今宮健太が16年目で通算100号 史上初「100本塁打&400犠打」へ前進

[ 2025年8月23日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3―4日本ハム ( 2025年8月22日    エスコンF )

<日・ソ>2回、ソロを放つ今宮(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクの今宮健太内野手(34)が22日、日本ハム戦で通算100号本塁打を放った。中村晃外野手(35)の先制ソロが飛び出した2回、右中間スタンドへ今季2号ソロ。通算398犠打の“つなぎ役”がプロ16年目で大台に乗せ、史上初の「100本塁打&400犠打」も達成間近だ。チームは競り負けて連勝が3でストップ。日本ハムとのゲーム差は2・5と縮まるも優位は変わらず、きょう23日の同戦に勝てば優勝マジック27が初点灯する。

 直球を力強く振り抜き、逆方向の右中間スタンドに会心の当たりを運んだ。今宮が通算100本塁打の節目に到達する2号ソロを放った。

 2回、北山が初球に投じた152キロを捉えた。「チームとしても真っすぐをはじき返していこうというところだった。強い真っすぐに負けないように、しっかり打ちにいこうと思いました」。左脇腹を痛めて約2カ月戦列を離れており、19日の西武戦で1軍に再昇格したばかり。最終盤の戦いで戻ってきた背番号6の頼もしさが光る一打だった。

 大分・明豊では高校通算62本塁打のスラッガーとして鳴らした。プロ入り後は持ち前の守備力に加え、自らの生きる道として小技を磨いて不動の正遊撃手となった。ここぞで放つ力強い一発も持ち味だが、あくまで意識しているのは「つなぎの打撃」だ。「やるべきことは塁に出ること、犠牲になること」。積み重ねた犠打の数は398。100本塁打と400犠打のダブル達成となれば史上初の快挙だ。

 6回2死一塁の第3打席では中前打を放ちチャンスを広げ、2戦連続のマルチ安打を記録した。これで復帰3戦の計12打席で4安打3四死球と計7度の出塁で1犠打を記録している。「残り試合が少ない中で上がってきて、チャンスをいただいている。やるしかないと思ってます。当たって砕けろではないが、思い切っていこうと思っています」と言葉に思いを込めた。

 チームは天王山3連戦の初戦に敗れて、日本ハムとのゲーム差は2・5に縮まった。優勝マジック初点灯はお預けとなったが、きょう23日の第2戦に勝てばM27が点灯する優位な状況に変わりはない。

 今季の日本ハム戦で12勝8敗と勝ち越しているものの、20試合のうち11試合が1点差ゲーム。強敵とのマッチレースで数多くの優勝争いを経験してきた背番号6の存在は大きい。今宮は「今日は切り替えて、明日の試合に挑むことが大事だと思う。明日の入りですよね。いい投手(有原)が投げるので何とか勝ちたい」と前を向いた。 (木下 大一)

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