巨人・岡本が復帰後初アーチ お待たせ!113日ぶり先制ソロで2戦連続のV打 貯金1再浮上

[ 2025年8月23日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人8―1DeNA ( 2025年8月22日    東京D )

<巨・D>3回、ソロを放つ岡本(撮影・島崎忠彦)
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 全国のG党が待っていた、いつもの光景が帰ってきた。3回2死で巨人・岡本が左中間へ、左肘じん帯損傷から復帰後初本塁打となる決勝の先制9号ソロ。ジャクソンの浮いたスライダーを捉え、表情を変えずにダイヤモンドを一周した背番号25は「一周ってめっちゃ長いなって思った」と岡本節でおどけた。

 「早く打ちたいなと正直思っていた。打てて良かった」。5月1日の広島戦以来、113日ぶりのアーチは、復帰6試合24打席目で飛び出した。「いろいろな確認。やらないとと思った」と普段あまり行わないロングティーもこの日取り入れて結果につなげた。

 5月6日の阪神戦の一塁守備で打者走者と交錯して左腕を負傷した。「ただ戻るだけじゃ迷惑がかかる。しっかりと戦力になれるようにしないと」。18年にレギュラー定着後、初めての長期離脱。「経験がないので正直分からない。不安もある」と手探りだった。心掛けたのは「再発しないこと」。左腕の筋力が完全に戻るまでバットは振らなかった。

 本格的な打撃練習再開は負傷から2カ月半後。投手の球を詳細に再現できる打撃練習マシン「トラジェクトアーク」の活用やマシンでバットを振らずに目を慣らすなど工夫を凝らした。2軍で実戦復帰後も違和感があると無理せず1打席で交代するなど、慎重に調整を重ねて戻ってきた。

 リハビリ期間中、1軍の試合を欠かさずテレビ観戦した。空き時間には昼間の2軍戦も視聴していた。気持ちを切らさないため。「月曜日は野球がないから暇やね」と冗談めかすほどにルーティン化。ドラマなどは「見始めると一気見しちゃうタイプで、試合を見られなくなっちゃうから見ない」と封印した。

 2戦連続の決勝打となる一発を放った4番に阿部監督も「いるだけでチームが落ち着く」と信頼を寄せた。2連勝で貯金1に再浮上。大黒柱が戻ったチームは、そう簡単に崩れない。(小野寺 大)

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