牛島和彦氏 藤浪は「苦しくなれば直球」から変化 今後の鍵は「脱力」

[ 2025年8月18日 05:29 ]

セ・リーグ   DeNA5―4中日 ( 2025年8月17日    バンテリンD )

<中・D>3回、マウンドで笑顔をみせる藤浪(撮影・椎名 航)
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 【牛島和彦 視点】変身、とまではいかないが「ニュー藤浪」の新たなスタイルを見た。2回2死二塁、打者・土田の場面から投げ始めたスライダーとカットボールだ。1、2球目に続けて空振りを奪い、最後は5球目のカットボールで空振り三振。切れがある上に、その後も面白いようにストライクゾーンに決まって驚いた。

 それまでの3安打は全て直球を捉えられたもの。打者は「カウントが苦しくなれば直球」が従来の藤浪のイメージだっただろう。中日はこの日9人全員が左打者。その内角に沈む曲がり球が来て対応できていなかった。今後、右打者が相手になるケースも出てくる。藤浪はボールが抜ける可能性があるため、右打者は恐怖心もあって踏み込めない。となれば、この日投じた外角のスライダーがより生きることになる。

 走者がいて力を入れて投げた時には、引っ掛けるボールもあった。今後はいかに「脱力」して投げるかもポイントの一つ。テークバックから力を入れずにリラックスして、リリースの瞬間だけ力を入れるのはどうか。より制球が安定し、それでも藤浪の出力を考えれば150キロ以上は出る。そこにこの日のスライダーなどを交えれば「変身」した藤浪の姿が見られるはずだ。

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