【甲子園】横浜・織田翔希 体調不良だった…交代考慮も「監督、代えないでください」直訴で5安打完封

[ 2025年8月17日 13:29 ]

第107回全国高校野球選手権第12日 3回戦   横浜 5―0 津田学園 ( 2025年8月17日    甲子園 )

第107回全国高校野球選手権<津田学園・横浜>完投勝利を挙げ、ガッツポーズする横浜・織田(撮影・五島 佑一郎)
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 春夏連覇を狙う横浜(神奈川)が津田学園(三重)を破り、夏は2008年以来17年ぶりに8強入りして夏の甲子園通算40勝目を挙げた。最速152キロ右腕・織田翔希(2年)が106球を投げ、5安打2四球5奪三振無失点で今大会2度目の完封勝利をマーク。横浜は前回春夏連覇の1998年夏も3回戦で松坂大輔が完封勝利を挙げ、スコアもこの日と同じ5―0だった。

 打線は3回、1死二塁から2番・為永皓(3年)の左前打を相手が後逸して2点を先制。6回には5番・小野舜友(2年)の中前適時打、8回には3番・阿部葉太(3年)がこの日3本目の安打となる右前適時打、4番・奥村頼人(3年)も右前適時打を放ち、2点を追加した。

 村田浩明監督は試合後、実は織田が体調を崩して前日16日の練習を休み、ホテルで寝ていたことを明かした。一昨日から食あたりを起こしていたという。「でも前から“織田で行くよ”ということで、織田自身も“投げます。大丈夫です。監督信じてください”と言うので、ここまで来たら私も選手を信じることしかできないので、織田に託しました」と先発に踏み切った背景を説明。「内野手にも外野手にもスタンドのメンバーにも“全員野球でこの一戦に挑んでいくよ”ということを言った。織田もその声援、サポートを受けて9回まで投げられた。チーム力が1つ、2つ上がった試合かなと思ってます」と収穫を強調した。

 万全ではないながらも、緩急を使ったり、投球モーションを変えるなど「大人のピッチングができたのでは。9回でも147、8キロ投げてましたし、体力も残ってました。本当に良い投手になってきたな」と村田監督は分析。8回か9回、90~100球で交代することも考えていたが、織田が初めて「監督、代えないでください。チームの方針があるのなら代えてもらっても構わないですけど」と直訴。「だったら変えないでいこう、最後まで有言実行で投げてくれと託して(マウンドへ)上がらせました」と話した。

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