【甲子園】京都国際・西村一毅 無駄ではなかった得意球の試行錯誤

[ 2025年8月14日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第8日 2回戦   京都国際6―3健大高崎 ( 2025年8月13日    甲子園 )

<京都国際・健大高崎>最後の打者を打ち取りガッツポーズする京都国際・西村(撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】京都国際の西村は、悩みの種だったスライダーに救われた。4月のU18日本代表候補選手強化合宿で、同じ左腕の明徳義塾(高知)・池崎安侍朗(あんじろう=3年)に聞きたいことがあった。「スライダー、どう投げてる?」。池崎の言う通りに投げてみると、確かに鋭く曲がった。しかし、これが落とし穴となる。

 進化したスライダーを多投すると、投球フォームが縦ではなく横振りに変わってしまったのだ。投手を指導する宮村貴大部長は「直球の角度も低くなった」と振り返る。理想の投球姿勢に戻せたのは夏直前だったという。

 試行錯誤は無駄ではなかった。相手がチェンジアップに反応しないと気付いた捕手の猪股琉冴は「スライダーをいい形で使えた」と配球を変えた。6―3の8回2死三塁では、3球連続スライダーで三ゴロ。新たな引き出しを準備していたから、目線を変えられた。 (アマチュア野球担当・河合 洋介)

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