【甲子園】135球完投の県岐阜商2年生エース・柴田蒼亮 甲子園は「今までの景色とは全然違った」

[ 2025年8月11日 11:42 ]

第107回全国高校野球選手権第6日 1回戦   県岐阜商 6―3 日大山形 ( 2025年8月11日    甲子園 )

第107回全国高校野球選手権<県岐阜商・日大山形>9回、最後の打者を抑え小さくグラブを叩く県岐阜商・柴田(撮影・五島 佑一郎)
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 3年ぶり31回目出場の県岐阜商が日大山形を破り、ベスト4入りした2009年以来16年ぶりに夏初戦を突破した。選抜を含めても15年以来10年ぶりの甲子園白星で、夏は通算40勝目となった。

 0―1で迎えた5回1死二塁から、生まれつき左手の指がない左打者の7番・横山温大(3年)がほぼ右手一本のスイングで右前適時打を放ち同点。さらに2死三塁から9番・渡辺璃海(2年)の左前適時打で勝ち越した。激しい雨による約50分間の中断後、7回1死満塁から2番・稲熊桜史(2年)の左前適時打、押し出し死球、4番・坂口路歩(3年)の中前2点適時打でこの回計4点を奪った。

 初回に失策絡みで先制を許した2年生エースの右腕・柴田蒼亮(2年)は、2回から8回まで三塁を踏ませない投球。9回に日大山形の代打攻勢で2点を失ったものの、135球7安打2四球7奪三振3失点(自責2)で完投し「立ち上がりが不安定で、まっすぐも高めに浮いていたけど、変化球で何とかストライクを取って抑えることができてよかった」と振り返った。

 甲子園のマウンドは「今までやってきた景色とは全然違った。緊張もあったんですけど、勝利することができてよかった」という。雨で2日連続順延の可能性もあった中、「練習試合とかでも雨のコンディションでたくさんやってたので、あんまり不安っていうのはなかったです」と明かし、「甲子園で勝つっていうのを夢見てきてたので、これからも頑張っていきたい。目標は全国制覇です」と言い切った。昨秋就任し、1年目で甲子園へ導いた藤井潤作監督は柴田について「信頼している一番の投手。最後までいってくれると思っていた」と称えた。

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