巨人・坂本 ミスター超えた“ミスターツーベース”通算469本目、歴代最多まであと18も「先の数字」

[ 2025年8月10日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4-3DeNA ( 2025年8月9日    横浜 )

<D・巨>6回、ケイから勝ち越しの適時二塁打を放つ坂本(撮影・光山 貴大)
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 巨人坂本勇人内野手(36)が9日、DeNA戦(横浜)の同点の6回に代打出場。1死一、三塁から一時勝ち越しの左翼線二塁打を放ち4―3での勝利に貢献した。2年目の08年から18年連続2桁二塁打とし、長嶋茂雄、阿部慎之助の17年連続を抜いて球団単独2位に浮上。2位のチームは連勝で7月12日以来28日ぶりの貯金1、3位・DeNAには2・5ゲーム差をつけた。

 得意のゾーンだった。内角高め。151キロの直球を坂本が、きれいに振り抜いた。左腕ケイのクロスファイアを、真骨頂の内角さばきで左翼線へ運んだ。同点に追いついた6回1死一、二塁から代打で登場。初球に二塁走者のキャベッジが三盗を決めた好機で、一時勝ち越しの二塁打を放った。長嶋茂雄を超える球団単独2位の18年連続2桁二塁打だった。

 「何とかランナーを還そうと打席に入りました。良かったです。たまには打ちますよ」

 自主トレをともにする愛弟子・増田陸の代打でもあり、師匠として誇らしげだった。そのまま三塁に入り、同点だった8回1死二、三塁でこの日の2打席目。2ボールになったところでDeNAベンチは申告敬遠を選択。続く代打・大城卓の決勝左犠飛につなげた。勝負強さ健在のベテランが広げた好機が勝利につながり「良かったです。チームが勝ったんで良かったです」と振り返った。

 記録を超えたミスターが6月に死去。生前「お前はいつまでもジャイアンツのリーダーでいなきゃいけないぞ」と声をかけられるなど、若手時代から目をかけられていた。「野球の日」でもある8月9日に、89歳で亡くなったレジェンドを超えたのも何かの巡り合わせだった。

 NPB歴代単独2位の通算二塁打は469本に。モチベーションにしてきたのは立浪和義(中日)の歴代最多487二塁打。あと「18」まで迫ったが「いやいや、まだまだ先の数字だと思うので」と謙虚だった。

 19年目のベテランが流れを呼んだ勝利で2連勝。7月12日以来28日ぶりの貯金1とした。直接対決だった3位DeNAに勝利し、2・5ゲーム差に広げた。「与えられた場所でどういう形でもいいので一本出せれば」。11ゲーム差で追う首位・阪神に食らいつくため、坂本はバットを振り続ける。(村井 樹)

 ≪01~17年阿部超え≫坂本が今季10本目の二塁打。これで入団2年目の08年から18年連続で2桁に乗せた。巨人の最多連続シーズン2桁二塁打は60~80年王貞治の21年連続。坂本は58~74年長嶋茂雄、01~17年の阿部慎之助の17年連続を抜き、球団単独2位となった。

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