セのDH制導入決定 榊原定征コミッショナー「NPBの野球が将来に向かって前進する大きなステップ」

[ 2025年8月4日 17:19 ]

榊原定征コミッショナー
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 セ・リーグが指名打者(DH)制を2027年から導入することが4日、決まった。これまで検討が行われ、この日のセ理事会で承認され、発表された。MLBのナ・リーグ、国際大会などでも採用され、高校野球も全国大会では来年3月の選抜高校野球大会から採用されることが1日に決まっている。

 榊原定征コミッショナーはコメントを発表した。「ファンの皆様には9人制野球を支持する方と、DH制を支持する方の両方いらっしゃいますが、セ・リーグではこれまで相当な時間を費やしてDH制を研究し、議論した上で9人制野球を守ってきました」と説明した。

 「一方、米国MLBでは2022年にナ・リーグがDH制の導入を決め、1973年に導入したア・リーグと共にDH制をユニバーサル制度に指定しました。また、近年以降国内外の大学・高校においてもDH制の導入が進展しております。NPBはMLBと共に世界の野球をリードする国の一つとして、世界の潮流に柔軟な姿勢で臨むのは重要なことであり、NPB の野球のレベルをさらに向上させ、ファンの皆様のご期待に応えるために何が必要かを常に追求していかなければなりません。私がコミッショナー就任時に『セ・パ両リーグのルール統一』を課題の一つとして掲げたのもそのためでした」とした。

 「この度セ・リーグが2027年シーズンからDH制を採用し新しい野球に挑戦する決断をしたことは、NPBの野球が将来に向かって前進する大きなステップになるものと考えます。来年のセ・リーグベナントレースは『投手が打席に立つ最後のシーズン』となりますので、そういった視点からもぜひ注目していただきたいと思います」と締めくくった。

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