阪神・大山悠輔が“神宮無双の奥川”から意地の零敗阻止弾 球団史上7人目の7年連続50打点に到達

[ 2025年8月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1―8ヤクルト ( 2025年8月3日    神宮 )

<ヤ・神>6回、ソロを放つ大山(投手・奥川)(撮影・会津 智海)
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 意地の一発だ。阪神・大山が6回先頭で6号ソロを放った。7月21日巨人戦以来、8試合ぶりの一発で、球団史上7人目となる7年連続シーズン50打点に到達。神宮では21年4月から14試合で無傷8連勝中だった先発・奥川に一矢報い、零敗を阻止した。

 だが、完敗に言葉は少ない。快打を振り返ることは一切せず、視線を、あす5日からの中日戦(バンテリンドーム)へと向けた。

 「1日空くので、しっかり反省して、火曜日(5日)からまたしっかり入れるように準備したいと思います」

 勝っても負けても、打っても打てなくても、ただひたすらに「反省と準備」を繰り返している。球団創設90周年と重なったプロ9年目の今季は、大山にとってもまさに“メモリアルイヤー”。4月の通算1000試合出場、7月の同1000安打、前日2日の同600打点など、数々の“金字塔”を打ち立ててきた背番号3が、08~14年の鳥谷敬以来となる7年連続シーズン50打点の偉業。だがそれも、勝ってこそ心から喜べる。

 試合前時点で森下、佐藤輝、大山のクリーンアップは今季、奥川に対し打率・529(17打数9安打)と好相性だったが、豪快なアーチはまだ出ていなかった。敗戦の中で光った、待望の一発。今月は8~10日に京セラドーム、22~24日に再び神宮と、6試合もヤクルト戦が組まれている。好右腕との再戦もあるだろう。雪辱を心に誓い、和製大砲はうつむき加減で三塁ファウルゾーンを歩いた。

 夏の長期ロード初黒星を喫し、連勝は2で止まった。ただ、DeNAが巨人に敗れたため、優勝マジックは一つ減って「34」。一歩一歩、着実に近づく栄光の瞬間。歓喜のゴールテープへ向かって、主砲は全力疾走を続ける。(八木 勇磨)

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