日本ハム・レイエスがけん引 新庄流“夏休み”効果!清宮&万波外しても14安打9点で大勝

[ 2025年8月4日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム9―0オリックス ( 2025年8月3日    京セラD )

4回、2点本塁打を放ち、笑顔のレイエス(撮影・北條 貴史)
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 日本ハムは3日、オリックス戦で打線が14安打9得点と爆発し、2日続けて大勝した。新庄剛志監督(53)は1ゲーム差で追う首位ソフトバンクとのマッチレースが続く中、主力野手を休ませながら起用。2日前に休んだフランミル・レイエス外野手(30)が21号2ランを含む2安打4打点と打線をけん引した。本塁打、打点で独走し、3冠王も狙える主砲を中心に首位の座を奪い返す。

 スタメンに2人の名前はなかった。ここまで計25本塁打、83打点を誇る清宮幸と万波だ。主軸コンビを休ませても、14安打9得点で2日続けて大勝。京セラドームでの試合後、新庄監督は球団を通じて「これから温泉に行くので選手に聞いてあげて」とコメント。帰り際に報道陣の前に現れると「じゃあ、お先に~」と上機嫌だった。

 3回に1点を先制し、なおも2死満塁で4番レイエスが左前2点打。4回にも野村の8号ソロなどで4点を追加し、なおも2死一塁から再びレイエスが中越えにリーグトップを独走する21号2ランを放った。打点も65で独走し、打率も・289で3冠王も視野に入る助っ人は「自分の仕事を全うしただけ」とクールに振り返った。

 新庄監督が就任2年目の23年に故障者が続出。戦力が整わず、2年連続の最下位に終わった。その反省から、今季はここまで全試合出場選手はゼロ。主力であろうと休ませながら起用し、長期離脱を回避してきた。飛行機の遅延トラブルで球場入りが3時間遅れた1日も、アップ不足による故障を懸念してレイエスを温存したほど。登板間隔を空けて現在完投20を誇る先発陣に加え、野手も常にベストな状態で臨めている。

 スタメンは相手先発との相性も踏まえて決めている。現役時代に新庄監督が最も苦手だったのがロッテのサブマリン渡辺俊介。通算成績は6打数無安打3三振で、当時のヒルマン監督に「僕をスタメンから外して」と懇願したこともある。苦手な投手との対戦を回避することで打撃を崩す心配もない。指揮官の意図も理解しているから先発を外れても下を向く選手はいない。

 新庄監督のマネジメントもあって、3カードぶりの勝ち越しを決めた。レイエスは言う。「(この3連戦は)それぞれ、各自がコンディションの調整をして臨めたかなと思う」。戦力層は間違いなく厚い。1ゲーム差で追う首位・ソフトバンクとのマッチレースへとつながる連勝だった。(清藤 駿太)

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