阪神・才木浩人が気迫9勝!2年連続2桁勝利王手 右手爪に異変も意地の続投 次回登板も「全然問題ない」

[ 2025年8月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―1ヤクルト ( 2025年8月2日    神宮 )

<ヤ・神>初回、才木は村上を二ゴロに打ち取る(撮影・大森 寛明)
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 阪神・才木は何度も汗をぬぐいながら、必死でマウンドを守った。途中から右手指に異変を感じ、6回無死一塁、打者・赤羽のカウント2ボールの状況で一度ベンチへ下がったが、すぐにマウンドへと帰ってきた。そして先発としての意地を見せ無失点。6回2安打1失点で9勝目を手にした。

 「もう、とりあえず一人ずつ頑張れみたいな感じだったので。もうしっかり(投げて)という感じです」

 アクシデントにも動じなかった。4回に先頭・内山に高め直球を捉えられ、左越えソロを被弾。直後から右手を気にするそぶりを見せていた。試合後の右腕は「指というか、爪がちょっとあれだったんで」と負傷だったことを示唆。それでもマウンドにいる以上は、関係なかった。以降も登板を続け、いったんベンチに下がった6回も、2死三塁から相手主砲・村上相手に3球全て直球勝負。空振り三振を奪い、吠えた。6回76球を投げきり、救援陣に力強くバトンをつないだ。

 前回7月26日DeNA戦では4安打完封。この日は「前回と比べたらそんなに良くないのかなって感じはしたんですけど、守備が助けてくれたので助かりました」と攻守にもり立ててくれた野手陣にこうべを垂れた。そして「(次回へ右手は)全然問題ないです。大丈夫です」と頼もしく前を向いた。

 これで村上と並び、チームトップタイの9勝目。自己最多の13勝を挙げた昨季に続き、2年連続2桁勝利に王手をかけた。防御率1・52もリーグ2位。個人タイトルも視界に入ってくるが、過剰に意識はしない。

 「一試合一試合をしっかり投げて、自分の仕事ができるように。あんまりそこ(タイトル)は気にせず、チームが勝てるようなピッチングができたらいいかなと思います」

 最優先するのはチームの勝利。秋に待つ歓喜の瞬間へ向け、自らに求められる役割を果たすのみだ。(山手 あかり)

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