デーブ・パーカーさんは殿堂入り式典の1カ月前に死去 選出後に旅立った英雄について息子が語る

[ 2025年7月27日 08:32 ]

米ニューヨーク州クーパーズタウンで行われた会見で、野球殿堂入りを果たしたデーブ・パーカーさんの肖像画が展示される中、息子であるデイブ・パーカー2世がコメントした
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 デーブ・パーカーさんの息子、デーブ・パーカー2世が父親の殿堂入りについてクーパーズタウンで語っている。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が報じている。

 父が現役引退したとき、息子は6歳だった。父のキャリアについて多くのことは高校卒業後に知ったという。「何時間もかけて父の試合映像を見たりはしませんでした。むしろ、いろんな場所で、いろんな人から父の話を聞くのが好き。みんな違う話をしてくれる」。

 父は、死去から約1カ月後となる27日に野球殿堂入りする。12年近くパーキンソン病と闘い、6月28日、74歳で亡くなった。「最後の1年半くらいで、体調が急激に悪くなりました。父は殿堂入りすることを知ってはいたんですが、僕や母、家族は、クーパーズタウンには来られないと感じていました。もし生きていたとしても、ここまで来るのは本当に大変だったと思います。でも父は、“ここにいる”ってことをわかってくれているはずです」と言う。

 実は4月下旬、野球殿堂のメンバーがパーカー夫妻の住むシンシナティに赴き、自宅で私的な“式典”のような場を設けた。「シンシナティで殿堂入りのジャージーを着せて、キャップも渡しました。その瞬間、彼がそれをどれだけ誇りに思っているかが、はっきり伝わりました。あの時間は本当に特別でした。彼が亡くなる前に、あの経験をさせてあげられたことに感謝しています」とジョシュ・ラウィッチラウィッチ館長。27日はパーカーさんがプレーした最初の5球団からデニス・エカーズリー、バリー・ラーキン、ポール・モリター、ロビン・ヨーント、デーブ・ウィンフィールドなど殿堂入り選手たちが集まる予定で、出席者は50人以上になる見込みだ。

 なお、選出から式典までの数か月の間に亡くなった殿堂入り選手は、パーカーさんで3人目。1963年2月に亡くなった投手エッパ・リクシーさん、1995年3月に亡くなった投手レオン・デイさんがこれにあたる。

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