【球宴】阪神・佐藤輝明が超特大の一発「ずっと狙っていました」 虎戦士の先発4番弾は87年バース以来

[ 2025年7月25日 05:15 ]

マイナビオールスターゲーム2025第2戦   全セ7―10全パ ( 2025年7月24日    横浜 )

<全セ・全パ>5回、ソロを放つ佐藤輝(撮影・木村 揚輔)
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 鮮やかな放物線が、横浜の夜空を彩った。年に1度の夢の祭典。25本塁打&64打点で両リーグトップを突っ走る阪神・佐藤輝が、本領発揮の豪快な一撃を放った。2―9で迎えた5回1死からの第3打席。4番手右腕・中森から、推定飛距離135メートルを誇る超特大弾を、右翼のウイング席まで届かせた。

 「あの(本塁打の)打席というか、ずっと狙っていました。一本だけ打てて良かった。かなり飛んだと思います。感触も良かった」

 ルーキーイヤーだった21年4月9日、同じハマスタの右中間場外へと飛び出す一発の記憶を呼び覚ますような“驚弾”だった。球宴弾は、同じく新人だった同7月17日の球宴第2戦、杜の都・仙台でオリックス・宮城から放って以来、4年ぶり。大歓声を一身に浴びながらダイヤモンドを一周。三塁ベース手前では、前日23日の第1戦前に開催されたホームランダービーで熾烈(しれつ)なアーチ合戦を繰り広げた日本ハム・清宮幸と歓喜のタッチを交わすなど、オールスターゲームならではのしぐさで、快音を喜んだ。

 猛虎の球宴史にも、新たな足跡を残した。阪神選手が先発4番を務め、かつ一発を放つのは87年第3戦のバース以来38年ぶりで、日本選手では初。今季、球団通算8500号やプロ通算100号、両リーグ最速10号&20号など、何度も節目の一発を放った主砲が、お祭りの舞台でもメモリアル弾を刻んだ。

 この日の試合前には、フリー打撃中にロッテ・藤原、日本ハム・万波らと談笑した。内容は「言えるわけがないじゃないですか」と一笑に付したが、シーズン中は交流が少ないパ・リーグ勢と意見交換。「楽しいですよね」と大いなる刺激をもらい、第2戦への活力にしていた。

 「本当に(他球団の選手と)いろんな話ができたし、しっかり休んで、準備して、頑張りたいと思います」

 あす26日からは後半戦が始まる。奪冠を期し、背番号8の快打で列島を黄色く染める。(八木 勇磨)

 ○…佐藤輝(神)の球宴本塁打は新人の21年第2戦(楽天生命)2回に宮城(オ)から放って以来2本目。阪神選手の球宴先発4番は佐藤輝まで7人が11試合で務めているが、本塁打は87年7月28日の第3戦(甲子園)8回、バースの右越えソロ以来38年ぶり2本目で、日本選手では初めて。

 ○…佐藤輝はレギュラーシーズンの横浜で通算10本塁打。新人の21年4月9日6回に国吉からプロ3号を、右中間席を越える場外へと運んだことがある

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