ダルビッシュ「大事なところで強くない球が…」4回途中8失点に「今の自分の実力」「チームに申し訳ない」

[ 2025年7月25日 12:03 ]

ナ・リーグ   パドレス7―9カージナルス ( 2025年7月24日    セントルイス )

カージナルス戦に先発したパドレス・ダルビッシュ(ロイター)

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が24日(日本時間25日)、敵地でのカージナルス戦に先発も今季最短3回1/3で降板し、今季ワーストの8失点で3敗目。チームも3連敗を喫した。試合後、投球について振り返った。

 立ち上がり、先頭・ドノバンに右前打を許すと2死からコントレラスに左翼線へ適時二塁打を浴び、失点した。

 2―1の2回も2死一、二塁からドノバンに逆転3ランを被弾。その後、ヘレラ、バールソンに連打を浴びて二、三塁のピンチを招くとコントレラスにも3ランを浴び、この回一挙6点を失った。

 3回は修正し、ウィンを右直、ウォーカーを空振り三振、パヘスを空振り三振でこの試合、初めて3者凡退に打ち取った。

 ところが、4回、先頭・スコットを四球で歩かせると二盗を許すなどし、1死三塁からヘレラに中前適時打を浴び8失点目。ここでシルト監督が降板を告げ、2番手として左腕・松井裕樹が登板し後続を断った。8失点は2022年4月12日のジャイアンツ戦で9失点して以来、3年ぶりだった。

 試合後、ダルビッシュは「ブルペンは凄く良くて、1イニング目も良い感じに投げられていたんですけど、2イニング目に四球を出してから1番(ドノバン)にホームランを打たれたりとか、コントレラスのホームランとか、大事なところで強くない球がやっぱり甘いところに行っちゃう」と反省。続けて「前回もそうだったんですけど、急に3イニング目また良くなったりとか、ちょっとアップダウンが激しかったかなって感じはします」と振り返った。

 初回、2回はいずれも2死からの失点で「やっぱり決めにいこうとしているところで、甘くなっているので、それは今日に限ったことじゃないですし、やっぱりこないだも言いましたけど21年やってますから、この4先発目で、まだそれを話さなきゃいけないってところが今の自分の実力かなって思います」と冷静に自己分析した。

 歴代最多となる日米通算204勝がなかなかつかめず「皆さん、楽しみにされてる方もいらっしゃるので、自分としては勝ちたい気持ちが凄く強いんですけれども、それができてないってところで、ファンの方々もそうですけど、チームにも非常に申し訳ないと思ってます」と肩を落とした。

 その上で「やっぱり申し訳ないですけども、そこでじゃあずっと考え込んでも仕方ないので、今日の自分の調子であったりとか、過去4日間やってきたこと、何が良くなかったとか、そういうところをちゃんと見直しながらまた次の(登板までの)期間をちゃんと過ごしたい」と前を向いた。

 現在、日米通算203勝のダルビッシュは勝利投手となれば、日米通算204勝(NPB通算93勝、MLB通算111勝)でドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹の203勝を抜き、日本投手歴代1位となるが、この日も大量失点で勝利投手の権利はつかめなかった。これで今季成績は4試合で0勝3敗、防御率9・18。

 ダルビッシュは右肘炎症のため、開幕を負傷者リストで迎え、今月7日のダイヤモンドバックス戦で今季初登板。この日が4試合目の先発マウンドだった。

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