日本ハム・新庄監督“公約”守った! 今季最多貯金21で前半戦単独首位ターン 予言的中に「怖い怖い」

[ 2025年7月22日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2―0楽天 ( 2025年7月21日    楽天モバイル )

<楽・日>試合を終え、笑顔でスタッフたちとハイタッチする新庄監督(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハムは21日、楽天戦に2―0で勝利して前半戦を今季最多の貯金21で終えた。新庄剛志監督(53)が前半戦終了時の目標として「公約」した数字に、3連勝でちょうど達した。先発の細野晴希投手(23)は6回を92球、2安打で5四球ながら無失点で自身3連勝の3勝目。先発3勝以上が7人目となり、西武と並んで12球団最多となった。

 日本ハムの党首は「公約」を守る。前半戦残り6試合とした13日のオリックス戦後、新庄監督は「オールスターまでに(貯金)21はいきたいですね。切りが良い数字は好きじゃないんですよ」と話していた。前半戦を3連勝で締め、ぴったり今季最多の貯金21に到達。マニフェスト達成にも、鋭すぎる読みに自分でも苦笑いだった。

 「怖い怖い怖い、もうもう後半戦からは予言しない。危ない、危ない、危ない」

 23年ドラフト1位指名の左腕が、また一歩成長した。先発の細野は初回以外は毎回走者を許しながら要所を締めた。プロ初勝利から3戦3勝で「良い流れで気楽に投げられた。無失点で6回までいけたのは一つ成長かな」と左腕は胸を張った。

 前回5日の楽天戦後、登板間隔が空くため出場選手登録を外れた。千葉県鎌ケ谷市での2軍調整中だった14日には、東京ドームで開催された1軍の西武戦を、プロ入り後初めて観客としてスタンド観戦した。相手左腕・隅田の投球を観察し「直球の中でもメリハリをつけて投げている印象があった」。この日は隅田に倣い、意識的に直球に強弱をつけた。「できた、できないは別にして、そういう考えで投げられたのは収穫」と振り返った。

 新庄監督は就任当初から目先の勝利に固執せず、次代を担う若手を信頼して起用してきた。台湾から新加入の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)が負傷後は21歳の達が、金村が不振となると細野が、先発ローテーションの一角を担って穴を埋めた。ともに新庄監督の勧めで、プロ1年目に「お試し」ながら1軍登板を済ませた2人だった。先発6、7番手の投手でも相手打線を制圧できる層の厚さが快進撃を支えている。

 リーグ優勝した09年以来16年ぶりの単独首位ターン。新庄監督は「ブレずにやったことが良かった。他のチームが参考にしようと思っても、なかなかできないんじゃないですか?年月を重ねないとできないから」と振り返る。土台は築かれた。残る「日本一」という最後の公約を果たすまで、手綱を緩めることはない。(清藤 駿太)

 ≪先発3勝以上が7人目≫日本ハムで先発3勝以上は10勝の伊藤を筆頭に細野が7人目で、西武と並ぶ12球団最多になった。また、チーム全54勝のうち先発投手が44勝をマーク。両リーグでは阪神の38勝を抑え断トツだ。なお、日本ハムの最多先発勝利数は11年の64勝(ダルビッシュ18勝、ケッペル14勝、ウルフ12勝、武田勝11勝、斎藤6勝、糸数2勝、八木1勝)。現在は70勝まで届くペースで強力先発陣が記録を更新するか。

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