【高校野球】屈指の進学校・天王寺の意地 大阪桐蔭から今夏初得点奪う

[ 2025年7月20日 14:02 ]

第107回全国高校野球選手権大阪大会 4回戦   大阪桐蔭 16―2 天王寺 ( 2025年7月20日    くら寿司スタジアム堺 )

<天王寺・大阪桐蔭> 天王寺が4回に2点を挙げたスコアボード(撮影・平嶋 理子)
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 今春に東大4人、京大53人の合格者を輩出した大阪府内屈指の公立進学校・天王寺が、5回コールド負けの中で今夏2試合無失点だった大阪桐蔭の投手陣から初得点を記録した。

 4回、初めて相手打線を無得点に封じて流れを止めると、裏の攻撃につながった。先頭の3番・岡本侑樹(3年)の二塁内野安打を起点に敵失と安打で無死満塁。ボークで1点を返すと、2死二、三塁から代打・清田彰人(2年)が大阪桐蔭の2番手・石原慶人(2年)のカットボールをフルスイングし、三遊間を破る左前適時打で2点目を記録した。

 継続試合となった前日19日の3回戦・佐野戦では9回2死無走者から代打で出場し、ミラクル逆転劇の起点となる四球をもぎとったラッキーボーイ的存在。「昨日は緊張で一球もバットを振ることができず、自分的には後悔があった。今日は後悔しないように初球から積極的に振っていこうと思っていた」。今夏初安打が貴重なタイムリーとなり、この時ばかりは胸を張った。

 平日は午後6時5分に完全下校となるため、練習時間は2時間程度で朝練習などで不足分を少しでもカバーしてきた。昨秋の新チーム結成後、弱いとされた打撃面を創意工夫を含めて補い続け、今夏に一つの結果として表れた。2012年の春季大阪大会3回戦(0―10)以来となる大阪桐蔭との対戦で、河島紘之監督も「全国レベル相手の本気を見ることができた」と収穫を口にした。

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