阪神・石井 球団歴代単独2位の29試合連続無失点 鉄壁救援陣の中でも際立つ存在感

[ 2025年7月14日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-1ヤクルト ( 2025年7月13日    甲子園 )

<神・ヤ(13)>8回、2番手で登板する石井(撮影・中辻 颯太)
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 表情ひとつ変えることなく、与えられた役割を果たした。それがまた、頼もしい。阪神・石井が2番手として、2―0の8回から登板。1回を3者凡退に抑え、並んでいた湯浅を抜き球団歴代単独2位となる29試合連続無失点となった。

 「(連続無失点は)別に何も考えていないです。任されたマウンドでしっかり自分の仕事ができたと思います」

 わずか10球の早業だった。先頭の松本直をフォークで三ゴロ。代打・宮本は高めの直球で中飛に打ち取った。最後は初球の低め直球で岩田を二ゴロ。仕事を終えると、静かにベンチへと戻った。

 7月はほぼフル回転でブルペンを支えている。1日の巨人戦で復帰して以降は全12試合のうち8試合に登板。右腕は「その日その日で点を取られたとしても、チームが勝っていれば良いのかなって感じです」とチームの勝利を願って全力で腕を振っている。

 4月5日の巨人戦から始まった快記録。好投の源は角度のある直球だ。ストライク率は昨季の76・6%から、今季は82・5%まで上昇。同様に被打率も・205から、・164へと良化させた。

 8回は石井、9回は岩崎へとつなぐのが必勝パターン。藤川監督も「石井がいるというのはもちろん大きいです。1枚で待つのか、2枚で待つのかっていうのは全然違いますし」と賛辞を惜しまない。鉄壁のブルペン陣の中でも一際存在を放つ二枚看板。全力でマウンドを守り、これからもスコアボードに「0」を記し続ける。 (山手 あかり)

 ○…石井(神)が8回の1イニングを無安打無失点で、4月5日巨人戦からの連続試合無失点を「29」に更新。阪神の投手では06年藤川球児の38試合(セ・リーグ記録)に次いで、並んでいた22年湯浅の28試合を上回る単独2位となった。なおセ・リーグでは前出の藤川を筆頭に、12年の今村猛(広)と同年の高木京介(巨)に並ぶ8位。

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