【高校野球】「ウチがやるなら…」慶応が選手宣誓で異例の提案型スタイル「称え合うことしませんか?」

[ 2025年7月7日 17:47 ]

高校野球神奈川大会開会式   選手宣誓する慶応・山田主将
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 第107回全国高校野球選手権(8月5日開幕、甲子園)の出場校を決める地方大会が各地で行われた。

 選抜で優勝した横浜などが登場した神奈川大会では慶応の山田望意主将(3年)が選手宣誓を行った。

 選手宣誓では異例の「お願い」に場内がざわめき、選手宣誓を終えると場内は約30秒も拍手が鳴り止まなかった。

 「宣誓、七夕の日に願います。今年の神奈川大会は最高の大会になりますように。最高の大会は数多くの良い試合でつくりあげられます。良い試合には選手全員の良い顔があふれています。私の考える良い顔とは、真剣勝負の顔、ナイスプレーに喜ぶ顔、そして大好きな野球を全力で楽しむ顔です。しかし、その顔は自分1人ではつくることはできません。チームメート、支えてくれる家族、指導者、関係者の方々はもちろん、同じ野球を愛する相手があって、成り立つことです。ここで選手の皆さんにお願いがあります。今大会中、お互いのチームの好プレーに対して、拍手や歓声を送り、称え合うことをしませんか。試合の中で、お互いを認め合い、試合の後、このチームと戦うことができてよかった。そう思える良い試合ができる、そんな最高の大会にしませんか。私たち選手一同はありがとうの気持ちを忘れず、良い顔で、常にチャレンジすることを誓います。令和7年7月7日、選手代表、慶応義塾高等学校、山田望意」

 今春の選抜で日本一となり、優勝の本命とされる横浜、そして対抗の東海大相模…そんな大会の雰囲気を慶応が選手宣誓で吹き飛ばした。開会式終了後、大役を終えた山田主将が意図を語った。

 「せっかくウチがやるならっていうところは意識した。普段あるような選手宣誓ももちろんいいんですけど、“常識を変えたい”っていう風に(日本一になった時の主将の)大村さんも言ってたと思う。良いものになるんじゃないかなと思ったので提案する形でやらせていただきました」

 全国でも屈指の激戦エリア神奈川は開会式からアツかった。

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