西武・武内 プロ初打点がV打!球団投手では西口以来20年ぶり 巨人戦連敗8で止めた

[ 2025年6月23日 05:30 ]

交流戦   西武5―0巨人 ( 2025年6月22日    東京D )

<巨・西>2回、武内が右犠飛を放ちチームメイトに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
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 歓声の大きさに一瞬満塁弾が頭をよぎった。打った西武・武内は「意外と飛んでビックリした。どこ行ったんかな?」と打球を見失っていた。0―0の2回無死満塁。右翼手の足がフェンス手前で止まる。「ああそこまでか…」という先制の右犠飛だった。

 プロ2年目で初打点。これが決勝打になった。巨人戦での球団投手の打点は初めてで、決勝打は西口監督が現役時代の05年5月20日横浜(現DeNA)戦でマークして以来20年ぶりだった。

 「めっちゃうれしかった。反応で、マン振りでいった」。4回は四球。6回に1球で犠打を決めるとベンチでは「バッター?」と驚きの声が飛んだ。

 投手転向は八幡南(福岡)2年の春で、それまでは内野手だった。上京するまで約10年間、ソフトバンクのファンクラブに入会し、打者では柳田に憧れていた。同じ左打席で「そこまでイメージしてなかった…」と言いつつも、体がのけぞるほどのフルスイング。「打撃は良くない」と話すように高校通算0発だが、本拠で行った練習で打球をスタンドに放り込んでいた。

 本職では、プロ初登板の東京ドームで6回4安打無失点の3勝目。東京ドームで巨人戦8連敗だったチームに18年6月8日以来7年ぶりの白星をもたらした。現役時代に東京ドームが鬼門だった西口監督は「打点を挙げて、自分の投球リズムもチームの雰囲気も良くなった」と称えた。

 10勝8敗で、リーグ連覇した19年以来6年ぶりの交流戦勝ち越しとなったのも吉兆。武内は「首位に立てるように頑張っていく」と打席に立つことはないリーグ戦に目を向けた。(神田 佑)

 ≪投手で出場パの投手の交流戦決勝打は6人目≫武内(西)が2回に決勝の右犠飛。投手で試合に出場したパの投手が交流戦で決勝打を記録したのは昨年の山崎(日)以来6人目、西武では05年5月20日横浜戦の西口文也以来20年ぶり2人目となった。なお、西武投手の交流戦での打点は武内や松坂大輔ら8人がマークしているが巨人戦は今回が初めてだ。

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