巨人・阿部監督「だいぶしわ寄せ来ちゃったね」と井上の2回危険球退場を嘆く「相手には申し訳ない」

[ 2025年6月10日 22:35 ]

交流戦   巨人2―5ソフトバンク ( 2025年6月10日    みずほペイペイD )

<ソ・巨(1)>2回、周東に頭部死球を与え、危険球退場する井上(左)と投手交代を告げる阿部監督(撮影・成瀬 徹)
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 巨人は交流戦3カード目となったソフトバンク戦(みずほペイペイD)の初戦に敗れて3連勝ならず。今季戦績を30勝28敗1分けとし、最大6あった貯金が2に減った。

 2―2で迎えた8回だった。7回からイニングをまたいだ6番手右腕・田中瑛が1死二、三塁のピンチを招くと周東を申告敬遠して満塁策を取った。

 だが、ここで7回までに3安打している今宮に4安打目となる左前適時打を打たれて勝ち越しを許すと、柳町、近藤と3者連続適時打で3失点。相手先発右腕・有原から10安打しながら2得点しか奪えなかった巨人打線は9回、3番手右腕・杉山の前に3者凡退に打ち取られた。

 先発左腕・井上が初回に1点先制を許し、2回には周東への頭部死球で自身初の危険球退場となるアクシデント。

 阿部慎之助監督(46)は「だいぶしわ寄せ来ちゃったね。まあ、本当行ってくれたピッチャーはね、みんな頑張ってくれたので。相手には申し訳ないんだけど」と切り出した。

 苦しい序盤となったが、それでもこの1死満塁で緊急登板となった2番手左腕・山田が今宮を併殺打に仕留め、プロ4年目のデビュー戦を最高の火消しで飾った。

 0―1で迎えた4回には、1カ月ぶりに1軍復帰した36歳の坂本が左越えに同点の適時二塁打を放つと、中山の中前適時打で二塁から激走を見せて2―1と勝ち越し。

 坂本は2安打1打点と活躍し、三塁守備でも5回に周東の痛烈な打球を直接ダイビングキャッチするなど攻守に存在感を見せた。「坂本が活躍した」という報道陣の問いかけには「そうだね」とし、「ファームでやってきたことがうまく出た」にも「うん」と一言。山田については「頑張ってくれたね」とした。

 また、田中瑛については責められないとしながらも「あとはいつも通りポコッと一本ね。チャンスはみんなで頑張ってつくれてるから。あとひと押しができるかできないか。まあ、できなかったから負けるんだよ。できたら勝てるんだよ。そういう紙一重の勝負してるから。みんなね」と阿部監督。

 2回に先発投手が危険球で退場となった試合。それでも終盤まで接戦に持ち込んだことを「プラスと考えて、明日切り替えてやるしかないからね」と前を向いた。

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