3号V弾 長嶋さんと同じ背番号「3」大山が躍動 今季3度目3安打

[ 2025年6月4日 05:15 ]

交流戦   阪神1-0日本ハム ( 2025年6月3日    エスコンF )

<日・神(1)> 6回、大山は先制ソロを放つ(撮影・大森 寛明)
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 「日本生命セ・パ交流戦」が3日に開幕し、阪神が1―0で日本ハムに競り勝ち、両リーグの首位対決初戦を制した。同日、亡くなった長嶋茂雄さんと同じ背番号「3」の大山悠輔内野手(30)が6回に先制の決勝3号ソロ。5月21日巨人戦以来となる3安打を放ち、今季3度目の猛打賞をマークした。チームは今季2度目の4連勝。同最多を更新する貯金11とした。

 日本中が「3」との別れに涙した日、猛虎の「3」を背負う大山が北の大地で虎党を笑顔にした。

 0―0の6回先頭。4番手・玉井の直球を砕き、バックスクリーンへ3号決勝弾を突き刺した。快音はきっと偶然ではない。日頃から全力で野球に取り組む男に、野球の神様が未来を背負う“後継者”の一人に指名したのだろう。

 「しっかり準備して入ったし、なかなか戦わない投手だけど、自分でしっかり準備した。結果的に芯にも当たったのはうれしい」

 2回先頭では中前打し、4回先頭でも左前打。23年開業のエスコンフィールドではチーム初本塁打となった一発と合わせて、今季3度目の3安打だ。

 8回の四球まで4打席立ち、全て異なる投手との対戦にも一切動じない。守備でも奮闘する才木に何度も激励の声をかけ、1―0の勝利に大きく貢献。重要な交流戦の開幕ゲームを制し、今季2度目の4連勝をつかんだ。

 「才木が頑張って投げてくれていたので、何とか先制したいと思っていた。自分のスイングができた」

 22年の輝かしい記憶がよみがえってくる。当時大山は交流戦全18試合に先発し、12球団最多の7本塁打&21打点で2冠を達成した。球団初の交流戦本塁打王に加え、6度の先制打で猛虎に活気を与えていた。思い描くのは3年前の鮮やかな再現でも、まずはきょう4日の勝利に死力を尽くす。

 「明日(4日)も全員で戦っていくだけ」

 あらゆるシーンに「3」が並んだ「6・3」。数奇な運命に彩られた一日を終えた大山は、次なる一戦だけを見つめた。
 (八木 勇磨)

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