またまた「サヨナラ郡司」だ!日本ハム今季3度目劇勝 10年ぶり首位で交流戦突入

[ 2025年6月1日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4-3ロッテ ( 2025年5月31日    エスコンF )

<日・ロ>9回、サヨナラ打を放ちナインと喜び合う郡司(撮影・高橋 茂夫)
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 「サヨナラ郡司」襲名だ。日本ハムは31日、1―3の9回に4安打で3点を挙げ逆転サヨナラ勝利。同点の2死二塁から郡司裕也捕手(27)が試合を決める右翼線適時打を放った。今季3度目の劇勝は、いずれも郡司が決勝打。5月までに3本のサヨナラ打は2リーグ制以降球団初となった。15年以来10年ぶりとなるリーグ首位での交流戦突入も決まった。

隣の男がささやいてきた。「また今日もサヨナラチャンスじゃないですか」。2点を追う9回の攻撃が始まる直前、一塁側ベンチで郡司は万波にそう声をかけられた。同点に追いつき2死二塁のチャンス。フルカウントから左腕・鈴木の外角スライダーを逆らわずに右翼線へ運び、勝負を決めた。

 「サヨナラ男すぎますね、さすがに。もう、“サヨナラ郡司”でやっていこうかなと思います」

 5月20日のソフトバンク戦以来9試合ぶりに1番で出場。2回に先制二塁打を放ったが、1―3と逆転され9回を迎えた。攻撃は5番から。郡司に打席が回るのは6人目だが万波の言葉に「俺で決まるなと思っていた」とイメージは膨らんでいた。

 連打などで2死二、三塁から直前の代打・矢沢が同点の中前2点打を放ち、打席が回ってきた。4月11日の西武戦でサヨナラ2ラン、5月21日のソフトバンク戦で右前サヨナラ打を放ったのに続き3度目の劇打。「まだサヨナラは僕だけ。僕にしか分からない声援があるので、みんなにも味わってほしいですね」とジョーク交じりの上から目線のコメントもさえた。

 シーズン3度のサヨナラ打自体が球団歴代3位タイ。5月までに3度は球団史上初だ。3本とも右方向の一打に新庄監督は「郡司君はもう、(右方向のサヨナラ打が)得意技なんで。センターから右しか見ていなかった」と笑った。土壇場で2点差をはね返す鮮やかな逆転勝利で2連勝。今季最多タイの貯金8としてきょう1日の1試合を残し、15年以来10年ぶりにリーグ首位で交流戦に突入することが確定した。

 3日に開幕する交流戦の最初の相手は同じくこの日、交流戦前の首位が確定した阪神。古巣との首位決戦に指揮官は「日本シリーズだ。テレビ局は大喜びしている。久々にタイガースの応援も聞けるし楽しみ」と“秋の前哨戦”と位置づけた。(田中 健人)

 ≪球団初5月までに3度のサヨナラ打≫郡司(日)の今季サヨナラ打は4月11日西武戦(12回右本塁打)、5月21日ソフトバンク戦(9回右安打)に次いで3度目。5月までに3度以上のサヨナラ打は今季若月(オ=3度)がマークしたのに次いで2人目。チームでシーズン3度以上のサヨナラ打は69年大杉勝男の5度(プロ野球記録)を最多に8人目になるが、5月までに3度は郡司が初めてになる。

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