Aロッド氏 大谷翔平の投手復帰はさらなる準備期間必要「リスクとリターンのバランスが取れてない」

[ 2025年6月1日 09:11 ]

大谷翔平投手が手術後2度目のライブBP

<ドジャース・ヤンキース>テレビ番組に出演し、談笑する(左から)ロドリゲス氏、ヤンキース・ジャッジ、ジーター氏、オルティス氏(撮影・木村 揚輔)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が31日(日本時間6月1日)、本拠でのヤンキース戦前に術後2度目のライブBPに登板した。最速は156キロだった。

 大谷はドジャース移籍後、登板はなく、ドジャースタジアムのマウンドから投じるのは初のことで、米メディアからも大きな注目を集めた。

 1人目の左打者に対しては投ゴロ。さらに2人目の右打者にも一ゴロと、剛球で封じ込めた。3人目の打者に四球を与えた後に、軽いインターバルを取り、2イニング目を開始。4人の打者に見逃し三振、遊直、右中間二塁打、左前打と内容となった。2回を想定して投げたのは、前回よりもステップアップした格好だ。

 安打性の当たりが2本あったとはいえ、捕手・ラッシングに対して投じた29球は見応えがあった。直球に加え、スライダー、スプリット、カーブ、カットボールと実戦に近い球種もまじえて投じ、視察したロバーツ監督やマンシー、E・ヘルナンデスらが感嘆の声を上げながら見守った。

 この日の試合を中継する米FOXで解説を務める、通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏は、試合前の中継で投手復帰を目指す大谷について言及。前夜に通算213勝を誇るジョン・スモルツ氏と食事した際に「(故障前の)2023年の大谷はメジャーリーグで最も素晴らしい投手だと語っていた」とスモルツ氏のコメントを紹介した。

 その上で自身の見解として「もちろん彼の才能は並外れているけど、もし大谷がトミー・ジョン手術を受けたらシーズンは終わってしまう。リスクとリターンのバランスが取れていない。もう一つ考えなければならないのは、彼は技巧派投手ではないということだ。彼はパワーピッチャーで、速球、スライダー、そしてスプリットを投げる。彼は既に2度トミー・ジョン手術を受けているし、ワールドシリーズでは左肩を負傷している。だからオフシーズンとスプリングトレーニングを通して肉体的にも精神的にも整えないといけない」と投手復帰までにさらなる準備期間が必要との考えを示した。

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