巨人マルティネス 古巣本拠で達成!開幕24戦連続無失点「名古屋の地で成長してきたのは事実」

[ 2025年5月31日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4-1中日 ( 2025年5月30日    バンテリンD )

<中・巨>9回に登板するマルティネス(撮影・沢田 明徳)
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 巨人のライデル・マルティネス投手(28)が30日、古巣の中日相手に9回から登板し、1回1安打無失点で両リーグ一番乗りとなる20セーブをマークした。6年連続20セーブは史上6人目、2球団でシーズン20セーブは7人目、開幕から24試合連続無失点は球団タイ記録と、昨季までの本拠地で記録ラッシュの一戦となった。チームは2連勝で貯金を今季最多の6とした。

 昨季まで君臨していたマウンドで、マルティネスが球史に名を刻んだ。4―1の9回。三塁ベンチを飛び出すと古巣のファンも自身のタオルを掲げてくれた。両軍の声援を背に1回無失点で6年連続20セーブを達成。51試合目での到達は17年の楽天・松井裕樹(現パドレス)の54試合を抜いてNPB最速となった。

 「日々の練習の成果。名古屋の地で成長してきたのは事実。そう考えるとうれしい気持ちもある」

 昨年まで8年間を過ごしたバンテリンドームで先頭の板山に右前打を許したが、続く木下を遊ゴロ併殺。最後は村松をスプリットで空振り三振に仕留めた。「いつも考えているのは、いかに自分の仕事を果たしてマウンドを降りるかだけ」と記録は意に介さないが、開幕から24試合連続無失点とし、12年に山口鉄也がマークした球団記録に並んだ。

 鉄壁の守護神は義理堅い男だ。4月の広島遠征で、助っ人右腕主催で焼き肉店で投手会が開かれた。キャンプで投手会を開いてくれ、温かく迎えてくれたチームに感謝したかったからだ。最終的には年長者の高梨が支払ったが、支払いも済まそうとした背番号92。チームにすっかり溶け込んでいる。

 古巣への愛着を持ちながらも「優勝の瞬間を経験したい」と移籍を決断。4年総額で50億円規模の超大型契約を結んだ。阿部監督も「全然点を取られない。素晴らしい」と絶対的な信頼を寄せる。「セーブするチャンスがあれば、これからも積み重ねていきたい」とマルティネス。守りの野球を掲げる阿部巨人の象徴的存在になりつつある。(青森 正宣)

 ≪史上5位タイ≫マルティネス(巨)が開幕24試合連続無失点。開幕からの連続試合無失点としては史上5位タイ。巨人では12年山口鉄也に並ぶ最多記録で、15年バーネット(ヤ)の23試合を抜く外国人の新記録になった。

 中日時代の20年からは6年連続の20セーブ到達。6年連続20セーブ以上は04~14年岩瀬仁紀(中)の11年、01~07年小林雅英(ロ)の7年に次いでクルーン(横浜、巨)、藤川球児(神)、益田直也(ロ)と共に3位タイ。また、2球団でシーズン20セーブ以上は史上7人目で、セの2球団はクルーンに次ぎ2人目だ。

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