広島・菊池 猛攻“火付け”のV撃 「松ちゃん、今日俺やったよ」先輩・松山に愛あるメッセージ

[ 2025年4月12日 05:45 ]

セ・リーグ   広島12―3巨人 ( 2025年4月11日    マツダ )

<広・巨>2回、2点二塁打を放つ菊池(撮影・光山 貴大)
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 広島は11日の巨人戦(マツダ)に、ともに今季最多となる15安打12得点を挙げて大勝した。0―1の2回1死二、三塁で菊池涼介内野手(35)が決勝の2点二塁打。なおも2死二塁から会沢翼捕手(36)も追加点となる適時打で続いた。両ベテランが火をつけた打線は、4回にも打者12人の猛攻で一挙7得点。相手先発・戸郷にキャリア初となる2桁10失点を食らわせ、ノックアウトした。2連勝のチームは今季初の貯金生活に突入。巨人、阪神と並んで2位に浮上した。

 猛攻の口火を切ったのは、ベテラン菊池だった。0―1の2回1死二、三塁、カウント1―2から戸郷の低めフォークを引っ張り、三塁線を破る逆転の2点二塁打。6試合連続安打と好調の35歳が、一打で流れを変えた。

 「1点取られた後だったので、何とかしたいという気持ちだけだった。その気持ちだけで入った。いいところに抜けてくれた」
 東京からの移動ゲームとなった4日DeNA戦(マツダ)は欠場したが、この日は名古屋からの移動ゲームに先発出場。疲労を感じさせない元気な姿をバットで示し、チームを活気づけた。

 「出ている以上は、必死にやっている姿を後輩たちに見せたい。ダメだから出られないとかじゃなく、できることはたくさんある。そういう気持ちでフィールドに立っている」

 威厳を示し、臨んだヒーローインタビューでは、2軍調整中のチーム最年長39歳の松山に向け、愛あるメッセージも送った。「今日は絶対テレビの前で見てくれていると思う。松ちゃん、今日俺やったよ」。松山がお立ち台に上がった時の決めゼリフである「鹿児島のばあちゃん、天国のじいちゃん、今日俺やったよ」のパロディーで「マブダチ」の先輩を勇気づけもした。

 菊池の一打に、36歳の会沢も続いた。なおも2死二塁で、戸郷の内角145キロに詰まらされながらも左前へ適時打。「僕自身も大きかったですし、チームとしても大きかった」。今季初打点が、チームにとっても貴重な追加点となった。

 両ベテランが火をつけた打線は、4回に猛威を振るった。先頭ファビアンの左前打を皮切りに無死一、二塁とし、相手守備の乱れから4点目。さらに無死満塁をつくると、もう止まらない。田村が中前適時打、小園が右越え2点二塁打、末包が左翼線2点二塁打、野間が右前適時打と打ちまくり、打者12人の猛攻で一挙7得点。過去20度の対戦で4得点が最高だった相手先発・戸郷にキャリア初の2桁10失点を食らわせ、ノックアウトした。

 チームは2連勝で、今季初の貯金1。新井監督は「キク(菊池)と会沢が火をつけてくれて、それに若い選手がみんな乗っかっていった」とベテランの働きに目を細めた。(長谷川 凡記)

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