【東京六大学野球】早大・伊藤樹が現役最多タイの14勝 左足に打球直撃も「投げ意地が強い」と続投

[ 2025年4月12日 14:13 ]

東京六大学野球春季リーグ戦 第1週第1日   早大4―1東大 ( 2025年4月12日    神宮 )

<東大・早大>3回、力投する早大先発・伊藤樹(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 連盟創設100周年を迎えた東京六大学野球の春季リーグ戦が12日、開幕し、早大は4―1で東大を下した。

 先発したプロ注目右腕・伊藤樹投手(4年=仙台育英)は7回4安打1失点で勝利投手。これで慶大・外丸東真投手(4年=前橋育英)に並ぶ現役最多タイの14勝目を挙げた。2回に左膝に打球が当たり、以降は足を引きずりながらも「ここで変わって試合に負けると考えたら、投げるしかないなと思ったので、交代するアレ(選択肢)はなかったです」と気迫で114球を投げ抜いた。

 「個人的にも20勝を目指して投げているので、何とか勝ち星がついてよかった。初めて出る選手が多い中で、こういう接戦のゲームからスタートできて、非常に大きい経験でした」

 2回先頭の5番・秋本の打球が左足に直撃。マウンド上でなかなか起き上がれず、小宮山悟監督から「替わるか?」と問われたが、「投げます」と即答した。開幕戦を任されたエースとしてマウンドを譲るつもりはなかった。

 「僕の投手としての“投げ意地”みたいなところは人より強いと思っています。簡単には替わりたくないなと思っている。9回まで投げるつもりだったので、結構不機嫌な顔をしながら交代させられたんですけど(笑い)、そのくらいのつもりで投げていた。何があってもゲームをつくるぞというところで投げきれたのがよかった」

 踏み込む度に痛む左。打球が当たった直後は直球が130キロ台後半まで球速が落ちたが、「とにかく低めに投げること、両サイドに丁寧に投げた」と投球術でかわした。しつこくけん制することで、盗塁ゼロと東大の機動力を封じ、「明日以降を含め盗塁に嫌なイメージをつけさせたいなと思ってけん制していました」と明かした。

 連盟創設100周年の節目で開幕戦勝利に「1試合目のマウンドに立てて、凄くありがたいことですし、勝ち星もつけられたので、とても喜ばしいことだなと思います」。昨年の春、秋シーズンに続くリーグ3連覇へ。エース伊藤樹は今年も頼もしい。(柳内 遼平)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年4月12日のニュース