5年ぶり指揮の楽天・三木監督 象徴的…開幕2戦目の選手交代 垣間見えた今季の戦い方

[ 2025年4月2日 08:00 ]

<オ・楽(2)>ウィニングボールを手にレフトスタンドのファンに応える三木監督(撮影・後藤 正志)
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 昨季まで3年連続4位の楽天オリックスとの開幕カード3連戦で1勝2敗。2年連続のカード負け越しで、25年シーズンのスタートを切った。

 指揮を執るのは20年以来、5年ぶりとなる三木肇監督(47)。この3試合では積極的な選手起用が目についた。途中出場した野手は開幕戦の7人を皮切りに3試合で計13人。今江前監督が指揮を執った昨年の開幕3連戦が計5人だったことを考えると、采配に明確な違いが見られた。

 象徴的だったのは2戦目の選手交代だ。1点リードの6回先頭で浅村が四球で出塁すると、すぐに武藤を代走に送った。高確率で9回にも打席が回る場面だったが、結果的には無死一、三塁からフランコの中犠飛で2点目をもぎ取った。試合後の三木監督は多くを語らなかったが、主砲の浅村といえど、オープン戦から、なかなか状態が上がらず、絶対的な存在ではないという意識が垣間見えた。

 楽天では20年の1軍監督を除き、19、21~24年と計5年間、2軍監督として、投手では藤井、藤平、野手でも小郷、村林らの下積み時代から指導してきた。個人的な思い入れを語ることもあるが、基本的には自ら個人名を挙げることを好まず「みんなで」「チームとして」と一体感を強調する。

 チームは3位だった21年以降、Aクラスから遠ざかっており、指揮官は開幕前日にチームの強みを聞かれた際、「可能性を広げながらチームとしての強みを作っていきたい」と言った。あくまでも挑戦者の立場。まだ3試合、されど3試合。ほんの少し、今季の戦い方が見えた。(記者コラム・花里 雄太)

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