ベッツ 8回勝ち越しソロも9回追いつかれて同点 ファンが打球に触れてビデオ検証も本塁打認定

[ 2025年3月29日 13:26 ]

インターリーグ   ドジャースータイガース ( 2025年3月28日    ロサンゼルス )

同点2ランを放ったフリーマン(右)を祝福するドジャース・ベッツ(AP)
Photo By AP

 ドジャースのムーキー・ベッツ(32)が一時勝ち越しとなる今季1号を放った。2ー2の8回1死走者なしから大谷が見逃し三振に倒れたが、ベッツが左中間へ大飛球。フェンス際に陣取ったファンがこの打球にグラブを差し出したとして審判団によるビデオ検証となったが、最終的には本塁打と認められてファンは大盛り上がりとなった。

 しかし、9回からマウンドに上がった抑えの左腕スコットが適時打を許して同点とされ、本拠ファンはため息に包まれた。

 6回にはフレディ・フリーマン内野手(35)が貴重な同点2ランで試合を振り出しに戻した。球場の空気を一変させる特大の一発だった。0―2の6回1死一塁、昨年のワールドシリーズMVPに輝いた頼れるベテランが本領を発揮した。タイガース先発・フラーティの投じた初球、外角スライダーをすくい上げると、打球は左中間スタンドへ。打球速度105.9マイル(約170.4キロ)、飛距離411フィート(約125.3メートル)、打球角度26度。フリーマンにとっては今季7打席目での初安打。チームとしてここまで1安打と苦しめられていた右腕を完璧に捉えてみせた。

 満員の観衆は総立ち。自然発生的に「フレディ・コール」が沸き起こった。観衆の大興奮を背に、冷静な表情でダイヤモンドを一周。まずは本塁で一走・ベッツと喜び合うと、ベンチ前では大谷翔平から、祝福の“ヒマワリの種シャワー”を浴びた。普段の“祝福役”のT・ヘルナンデスはフリーマンの次打者だったため、大谷が代役を務めた形。大谷もまた、満面の笑顔でフリーマンを迎えた。

 先発・山本由伸の黒星も消す一発となった、山本は5回5安打2失点、メジャーでは自己最多となる10三振を奪うなど力投したが、リードされた状態で降板。責任を感じ、厳しい表情でベンチで戦況を見守っていた山本にも笑顔が戻る一発だった。

この記事のフォト

「ドジャース」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月29日のニュース