【スポニチ評論家座談会 セ編(2)】阪神のキーマンは佐藤輝 「3番」ハマりそう

[ 2025年3月25日 07:01 ]

大阪セ順位予想
Photo By スポニチ

 スポニチ評論家陣による開幕前恒例の座談会が行われ、阪神を優勝予想に挙げる声が11人中6人と過半数を占めた。広島を推したのはOBの3氏。昨季リーグ優勝を果たした巨人にも2票が集まった。昨季限りで中日のヘッドコーチを退任した片岡篤史氏(55)が4年ぶりに復帰。今年から評論家に加わったT―岡田氏(37)が初参戦した。パ・リーグ編は、あす26日付の紙面で掲載する。 (構成・畑野 理之)

 =(1)からつづく=

 広澤 攻撃陣では佐藤輝、森下、大山の中軸。能力的には誰が何番でもやっていけるものを持っている。ただ、5番に“降格”した大山の心の中はどうなんだろう。元々5番だったら私も気にならないけど、4番から5番って、私たちの世代はどうしても降格と捉えてしまう。大山という選手は5番なら5番の働きや役割を理解した打撃をする子なんだけど。T―岡田さんも4番を打っていたけど、どうだった?

 T―岡田 4番と5番は違いました。チームが勝つために何番打者が打っても同じだとは思うのですが、自分が4番を打つ時は、特別な気持ちはありました。

 亀山 3番・佐藤輝は良いと思う。少し反対方向とか、逆方向を意識しだしているので。インハイにも外角低めの変化球にも飛びつかず。その後ろに森下と大山がいるからだとも思いますし、中軸3選手の心のつながりも感じます。

 片岡 佐藤輝は、相手から見たらあのスイングはやっぱり怖いですよ。得点圏打率も悪くないですし勝負が決まるところで打つんです。弱点はありますが、勝負に絡んでくる一打が多いです。
 亀山 軽打だけではなく、そういうスイングは消してほしくはないですね。追い込まれるまでは。

 関本 カブス戦で試したように、藤川監督はまだ佐藤輝の2番の可能性も残していると思う。DH制の交流戦、またその後に、前川も含めた4選手がどう並んでいるのかにも注目しています。

 赤星 シーズンが始まれば佐藤輝の2番や、それに伴う中野の下位なども可能性はあると思う。でも開幕時の佐藤輝の3番は良い方向に進むとみています。今までの5番だと“自分が還さないと”というのがあったと思うので、後ろにまだ4番と5番が控えている3番はハマりそうです。

 野村 違う発想で、三振するなとか低めの変化球を振るなとか細かいことを言うんじゃなくて、4打数1安打でも試合を決める一本でいい。大山みたいにチャンスでも四球を選んでつなぐとか、そういうタイプがいてもいい。細かいことを気にしない選手は、むしろ前向きに捉えてあげればと思う。

 佐々岡 インハイが弱点とか分かっていても、シュート回転して真ん中に入るとか、100%そこにはきっちり投げられないので、甘い球はきっちりと捉えてくれればいいのでは。

 矢野 私は佐藤輝の3番に関しては期待感もあるし、マイナス要素も両方あると思っています。捕手目線で考えれば1番から左打者が3人並ぶので、そこはどうなのかと。相手は継投しやすくなる。攻撃面でも無死一、二塁で佐藤輝に送りバントはないので、どういう打撃をするかはもの凄く大事になってくる。状況に応じた打撃を求められる打順。今まではそういうことを考える打撃をやってきていないはず。藤川監督からの、そういうことをやらせてみたいというメッセージなのかもしれないし、それで佐藤輝の成長につながるのであればいいと思う。3番・佐藤輝はキーマンになると思います。=(3)につづく=

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年3月25日のニュース