【センバツ】花巻東・古城 大谷参考にフルスイング!木製バットで怪力V犠飛 父は元巨人・茂幸氏

[ 2025年3月24日 05:00 ]

第97回選抜高校野球大会第5日 2回戦   花巻東6-3二松学舎大付 ( 2025年3月23日    甲子園 )

<二松学舎大付・花巻東> 3回、花巻東・古城は先制犠飛を放つ(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 滞空時間は6秒を超えた。0―0の3回1死二、三塁。花巻東の4番・古城大翔(2年)が木製バットでフルスイングした。先制の左犠飛を放ち「ケガしてチームに迷惑をかけた。4番を任せてもらい、しっかり先制点を取るんだという気持ちだった」と甲子園初打点が決勝打になったことを喜んだ。

 小1で野球を始めて以来、花巻東OBのドジャース・大谷翔平の大ファン。部屋着はいつも、大谷のレプリカユニホームだった。巨人内野守備走塁コーチの父・茂幸氏は「食べこぼししても、汚れても、ずっと着ていた」と振り返る。何度もおもちゃのバットを放り投げ、テレビを破壊したこともあった。

 打席の左右は違うが、打撃も大谷を参考にしている。「ねじりの部分だったり力の伝え方だったり、スロー映像を見て取り入れている。強く、速く回ることを意識しています」。冬場の1日1000スイングの振り込みとウエートトレの成果で、スイングスピードは135キロを計測するまでになった。

 5日の守備練習中に右上腕二頭筋を肉離れ。18日の米子松蔭(鳥取)との1回戦は欠場した。4日間で回復し、この日は本職の三塁ではなく、送球の負担の少ない一塁を初めて守った。「軽い痛みは多少ある」と言いながらも、2回の第1打席で中前打を放ち、昨夏に続き甲子園で3本目のヒットを打った。

 チームは18年以来、7年ぶりの8強入り。佐々木洋監督は「怖さもあると思うけど、体全体を使ったいいスイングだった」と目を細めた。準々決勝は大会連覇を狙う健大高崎戦。古城は「詰まることを恐れずに振る」と大谷先輩のようなフルスイングを誓った。 (川島 毅洋)

 ◇古城 大翔(ふるき・だいと)2008年(平20)6月4日生まれ、神奈川県出身の16歳。勝田小1年で野球を始め、早渕中時代は都筑中央ボーイズに所属し3年時は全国大会出場。花巻東では1年春からベンチ入り。趣味は猫、犬の動画観賞。好きな言葉は「大丈夫は魔法の言葉」。50メートル走6秒6。1メートル80、94キロ。右投げ右打ち。

 ▼巨人・古城内野守備走塁コーチ(次男・大翔が1安打1打点)テレビで見てました。勝って良かったなと。日本一を目指して頑張ってほしいです。

【金野→萬谷 必勝リレー再び】
 花巻東は1回戦の米子松蔭戦と同じ必勝リレーでリードを死守した。2戦連続先発の右腕・金野快(3年)は「味方の援護のおかげでリラックスできた」と6回0/3を2失点と力投。7回無死一塁で左越え2ランを献上すると、背番号14の萬谷堅心がマウンドへ。2年生左腕は7回に適時打を許して1点差に迫られるもそこから粘り、3イニングを1失点の好救援でつないだ。

この記事のフォト

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年3月24日のニュース