日本ハム・加藤貴 完璧無四球仕上げで開幕2戦目有力!「ストライクゾーンで勝負できた」

[ 2025年3月22日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム5―2ヤクルト ( 2025年3月21日    エスコンF )

<日・ヤ>力投する先発の加藤貴(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・加藤貴之投手(32)が21日、ヤクルトとのオープン戦に先発し、6回を4安打1失点と好投。開幕前ラスト登板で持ち味を発揮し、29日の西武戦(ベルーナドーム)先発が濃厚となった。前回登板だった14日のソフトバンク戦では1四球を与えたが、この日は無四球と抜群の安定感を披露。チームは2010年以来となるオープン戦1位にも王手をかけた。

 開幕へ心配はいらない。加藤貴は、走者を出してもテンポ良く投げ込む本来の姿を見せた。節目の10年目となるシーズンに向けて、準備は整った。

 「なんとかストライクゾーンで勝負できたので良かった。前回に比べていろいろ動きを確認しながら、いいものを出せたかなと思います」

 立ち上がりから安打を許しながらも、初回は10球、2回はわずか7球で無失点に抑えた。4回には先頭・塩見と続くサンタナに連打を浴び、無死二、三塁からオスナの遊ゴロの間に1失点したが、ピンチらしいピンチはここだけ。5回には元チームメートで同学年の西川から空振り三振も奪うなど、見せ場もつくった。

 前日のエスコンフィールドでの練習でキャッチボール相手を務めた武田投手コーチは、球速以上に速く見える加藤貴の球に「捕るのが怖いよ。(打者に対して)いい角度で入った時には140キロが145キロぐらいに見える」と長所を挙げた。そんな言葉の通り、開幕前最後の調整登板は6回4安打1失点で6奪三振、充実の97球となった。

 昨年まで140イニング以上を投げ続け、4年連続規定投球回に達しており、開幕ローテーション入りは確実な左腕。新庄監督は「投手陣は完璧。言うことなし」と称賛。登板予定については「その日になれば分かる。予想して」としたが、順当にいけば中7日で迎える開幕2戦目、29日の西武戦先発が濃厚だ。不安な状態の時期も乗り越えた。台湾シリーズを行った3月1日の統一戦で登板した後に、体調不良に襲われて登板を一度、回避した。

 今春キャンプ終了後の実戦登板は14日のソフトバンク戦が最初で、同戦は4回4安打1四球2失点(自責1)とまだまだ本調子ではなかった。それでも、登板2日前のブルペンではフォームを微修正。前日にも「リズムとか細かい部分を確認した」と状態を上げていった。シーズンインに向け「しっかりと準備したい」と言った。22日のヤクルト戦に勝利すれば、オープン戦1位も決まる。チームも加藤貴も、万全の状態で開幕を迎えられそうだ。(田中 健人)

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