【センバツ】広島商 「機動力&小技」と「強攻」新旧の広商野球で3年ぶり春1勝

[ 2025年3月22日 06:00 ]

第97回選抜高校野球大会第4日 1回戦   広島商10―2横浜清陵 ( 2025年3月21日    甲子園 )

<広島商・横浜清陵>初回、広島商・藤田はスクイズを決める(撮影・北條 貴史)
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 伝統の“広商野球”が初回から甲子園を席巻した。広島商の1番・西村銀士が中前打で出塁すると、2番・小田健登、三田桂慎は連続で犠打。続く名越貴徳が二塁手の失策を誘うゴロの間に三走が生還して先制した。なおも1死一、三塁で藤田涼平が2球目にセーフティースクイズを成功。いきなり3つのバントなどで2点を奪ってみせた。

 「(5番の)藤田はスクイズとか苦手なんですけど、あえて(サインを)出しました。ちゃんと練習していれば決まるだろうと」

 荒谷忠勝監督は機動力と小技で攻める伝統を貫き勝負の主導権を握った。昨秋も中国大会から明治神宮大会の計7試合で9盗塁、15犠打を記録。しかし聖地では2回以降、バントを封印して強攻策で効果的に得点を重ねた。初回に犠打を決めた小田健登が6回に左前適時打を放つなど、終わってみれば11本の単打で10得点。選抜は3年ぶりに勝利を挙げた指揮官は「ウチも今まで通りじゃなく進化というか前に進めていけたら」と新たなスタイルにも応えを示した。伝統に進化した力を加え、次戦は東洋大姫路に立ち向かう。 (千田 篤史)

 ○…広島勢は春夏通算219勝となり、神奈川を上回って単独6位になった。1位は大阪の400勝。

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