阪神・富田 開幕カード先発へ 今春14回零封!!急転コイ斬りローテ

[ 2025年3月18日 05:15 ]

富田(撮影・椎名 航)
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 阪神の富田蓮投手(23)が、28日から広島と対戦する開幕カード3連戦(マツダ)に先発することが決定的になった。開幕ローテーション入りが当確とみられた西勇輝投手(34)は、3回途中8失点した9日の巨人戦が響いて枠から外れたことがこの日までに判明。プロ2年間で先発経験が2回しかない左腕は、今春の対外試合14回無失点が評価されてチャンスが巡ってきた。

 今月28日のリーグ開幕まで2週間を切った段階で、開幕ローテーションに新しい動きがあったことが判明した。プロ3年目の富田がマツダスタジアムでの開幕カードの広島3連戦に先発することが、急転、決定的になった。

 今春対外試合は、6試合に投げて14回無失点と絶好調。ウエスタン・リーグ広島戦に投げた15日は、5回1安打無失点で5三振を奪った。23歳の左腕は試合後に「どの投手も結果を出している。しっかり(ローテーションに)入れるように常に結果を求めたい」と鼻息が荒いコメントを残していた。

 開幕3戦目の30日の先発が確実視されていた西勇が枠から外れたことで、状況が変わった。引き金になったのは、甲子園での9日の巨人戦。3回途中11安打8失点で降板したことが響いた。2月24日の前回登板から間隔が12日も空く割引材料があったものの、首脳陣は本調子ではないと判断。プロ16年で124勝の実績がある右腕の復調を待ち、状態が整ったタイミングでローテーションに復帰させるようだ。

 先発投手は、シーズンの登板予定日と同じ曜日、もしくは1日前後の曜日に投げる「逆算」が既に始まっている。西勇が投げる予定だった日曜日に合わせてスタンバイをしているのは、富田と、15日の大リーグ・カブス戦で5回完全投球を披露した門別のみ。開幕戦は村上の先発が決定しており、このサウスポー2人が、2戦目と3戦目を分け合う方向だ。

 富田は制球力が最大の武器。切れ味鋭い140キロ台前半の直球に、チェンジアップ、スライダー、カットボールを巧みに投げ分けて打者を翻弄(ほんろう)する。昨季は中継ぎで33試合に投げ、場数も踏んだ。

 先発は1年目の2回しかない。しかし、経験の浅さが逆にプラスに働く可能性がある。広島戦は過去2年で7試合6回2/3のみの登板。全て救援のため打者との対戦回数は最も多くて菊池、秋山の4打席しかない。対戦データは少ない。そこに著しい成長の勢いが重なれば…。コイ斬りに大きな期待がかかる。

 ○…富田(神)は広島戦に23年1試合、24年6試合の通算7試合登板。すべてリリーフで0勝1敗、6回2/3を5安打2失点(自責点1)の防御率1・35。マツダの登板は昨季5月21日の1試合のみで、6回からの2イニングを2安打1失点、勝敗なしだった。

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