広島・ファビアン 10打席ぶり安打!打率・107と低迷も心配無用 新井監督「そこまで心配していない」

[ 2025年3月16日 05:45 ]

オープン戦   広島1―4ロッテ ( 2025年3月15日    マツダ )

<広・ロ>3回、ファビアンは右前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 打率1割台でも心配なし!広島のサンドロ・ファビアン外野手(27=レンジャーズ)が15日のロッテ戦(マツダ)で10打席ぶりに快音を響かせた。オープン戦初の「1番・左翼」で先発。3回に右前へ運んだ。変化球を多投する日本流への順応に手間取り、打率・107と低空飛行が続く新助っ人。それでも新井貴浩監督(48)は「技術的な問題点は見当たらない」とし、開幕後の爆発に期待を寄せる。

 試合開始時点の気温は6度。肌寒く、時折小雨が舞う悪条件の中、ファビアンがスタンドを赤く染めたファンをバットでほっこりさせた。

 数多く打席に立たせるため、オープン戦出場10試合目にして初めて「1番・左翼」で先発。4点劣勢の3回1死で、侍ジャパン帰りの種市が2ストライクから投じた甘い直球に反応し、体を開かず右前へ運んだ。11日のDeNA戦以来、10打席ぶりの安打だった。

 「最初の打席に立った時と今では、印象が全く違う。日本の投手は投球術にたけ、自分のバランスを崩してくる。そこは感じているので、アジャストしていっているところ」

 ミート力や内角への対応がうまい…という触れ込みながら、変化球を多投する日本流にまだ順応し切れていない。この日の安打がオープン戦3本目。本塁打はなく、打率・107と低空飛行が続く。打率・381、2本塁打のモンテロとは好対照な滑り出しだ。

 「変化球は、アメリカにいた時も投げられているし、その数が多くなるか少ないか…の違い。対応していけたらいいと思う」
 浮上へのキッカケをつかんでもらおうと、周囲はサポートを欠かさない。11日のDeNA戦前には、モンテロが「自分のポイントにボールが来るまで、待って打った方がいい」と助言。この日は、来日中のブラッド・エルドレッド駐米スカウトもアドバイスを送ったという。

 「メカニック的に直さないといけないところは見当たらない。外国人選手は開幕してみないと本当に分からないし、ちょっとしたことでガラッと変わる。慣れとタイミング(の問題)だと思う」

 新井監督は、ファビアンの現状をそう分析し、開幕後の爆発に期待を寄せる。当の本人もそのつもりだ。

 「アプローチしないといけないことがたくさんあって、毎日勉強している。ただ体は問題ないし、そこまで心配はしていない」
 打率1割台でも心配なし。コンタクト力に定評がある新助っ人。本領発揮するであろう開幕を待とう。 (江尾 卓也)

 ≪佐藤柳は立ち上がりを反省≫
 C…先発したドラフト2位・佐藤柳(富士大)は5回5安打4失点。初回は2死一、二塁からドラフト1位・西川(青学大)に先制の左前適時打を浴びた。2回も2本の適時打を許して3失点。3~5回までは無安打と立て直したが、「立ち上がりも修正することができなかった。もっと早く自分のピッチングができたら良かった」と唇をかんだ。開幕ローテーションについて、新井監督は「まだ本当に決めていない」と話し、他の候補投手の結果を踏まえて判断する構えだ。

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