阪神・佐藤輝 世界一軍団撃つ サイ・ヤング賞左腕との対決に「凄く楽しみ」 16日ドジャース戦

[ 2025年3月14日 05:15 ]

打撃練習に励む阪神・佐藤輝(撮影・大森 寛明)
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 阪神・佐藤輝明内野手が13日、26歳の誕生日を迎え、15日のカブス、16日のドジャースとのプレシーズンゲーム(ともに東京ドーム)での自身への祝弾を思い描いた。この日、チャーター機で羽田空港に降り立った同じ左打者のスラッガー、ドジャース・大谷翔平投手(30)には、特に熱視線を送ることを宣言。阪神戦に先発予定の通算76勝、サイ・ヤング賞2度の左腕・スネル撃ちを期し、世界一軍団に存在感を誇示する覚悟だ。

 新たな一年の訪れ、そして前途を、自らの一振りで華やかに祝う。この日、26歳のバースデーを迎えた佐藤輝が、大谷の眼前での豪快アーチを思い描いた。15日のカブス戦に続き、16日には昨季の世界一軍団・ドジャースとの夢の対決が待つ。この先、二度と訪れないかもしれない貴重な一戦。一挙手一投足に熱い視線を送り、スラッガーのエキスを体内へと吸収する。

 「(26歳は)毎年変わらないが、良い年にしたい。(メジャーとの対戦は)普段できないような対戦なので楽しんで頑張りたい。(大谷さんの姿は)いろいろ練習から見たりできれば」

 プレーボールの瞬間までは、佐藤輝も一人の野球人として大谷のバッティングを満喫する。まるでピンポン球のように飛んでいく打球、狂いなく次々と看板にぶち当てる技術――。バットだけではない。昨季59盗塁を記録した走塁スキルにも目を配りたい。大谷に限らず「いろんな選手を見てみたい」と語る虎の主砲の目は、世界のきら星との決戦を直前に控え、一層輝いてきた。

 「やることはあんまり変わらずに、自分のバッティングができたらなと思う」

 12日の西武戦を終え、オープン戦打率は・333(18打数6安打)。直近3試合は9打数無安打と沈黙する一方、積極的なスイングに陰りは見えない。再浮上への発端としたいプレシーズンマッチ2連戦。ドジャース戦の先発は2度のサイ・ヤング賞を誇るスネル。オフに5年総額1億8200万ドル(約273億円)でドジャースに移籍。日本では珍しい1メートル90超の大型左腕との激突について「凄く楽しみ。しっかり映像を見て対策したい」と闘志を燃やす。将来的なメジャー挑戦を夢に見る背番号8にとって、現在地を知る格好の羅針盤となる。

 藤川監督は、今回の2連戦ではバントなどの小技はしない「脱スモールボール」の方針を打ち出した。360度、超満員に膨れ上がる東京ドームで、打って打って打ちまくり、カブスとドジャースに一泡吹かせる。ド派手な日米決戦を制する猛虎の中心には、佐藤輝がいる。(八木 勇磨)

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