ソフトバンク・山川 「ゼロ」の状態で4日今季実戦初打席 キャリアハイ50本塁打「打ちたい」

[ 2025年3月4日 05:00 ]

<ソフトバンク練習>休日返上で練習し打席に立って素振りする山川(撮影・岡田 丈靖)
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 スタイル・ゼロで始動する――。ソフトバンクは4日、ヤクルトと本拠地での今春オープン戦初戦に臨み、キャンプ中盤まで調整を一任されていたS組の主力選手が登場する。昨季パ・リーグ2冠王の山川穂高内野手(33)は今季初実戦に白紙の状態で臨み、改良を重ねて打撃スタイルを構築していく。今季の照準は50本塁打。18年のキャリアハイ47本塁打を超える高い目標を目指し、実戦での打席で調整を進めていく。

 あえて「ゼロ」の状態で山川は今季の実戦初打席へ向かう。

 「バットにボールがどう当たるのか、当たった感じから試して、つくっていきたいですかね。体の切れを出すために、宮崎では動いてはきましたけどね」

 今春キャンプは中盤までの練習を一任された「S組」として調整を行った。初日の2月1日は午前7時半から約10時間の調整をするなど“練習の虫”ぶりは加入2年目でも変わらない。きょう4日からはS組もいよいよオープン戦に登場。開幕へ向けての調整が本格化し、主砲は実戦を重ねながら打撃の型を模索していく。

 「まだスタイルは考えてなくて。バットを寝かせてホームラン王になったこともありましたし、バットを立ててホームラン王にもなりましたし」。プロ入り後、打撃スタイルを春から固定したことはなかったという。

 「僕はプロで12年やってますけど“何年型”というのは結局つくったことないし、つくれない。でも、戦いながらの“これだ”はある。去年は8月にようやく見つかった。2025年型も、まだゼロですね」

 昨季は不動の4番として全143試合に出場し、本塁打、打点の2冠に輝いたが、5月24日のロッテ戦から6月30日の日本ハム戦まで30試合本塁打なしの期間もあった。「打席で少しかがんで構えて良くなったのはあったんですけど、毎年違うんです。フォームは固められない。自然と固まってくるものなんで」。実戦で型がしっかり決まれば止まらなくなる。7月は6本塁打、8月は月間最多11本塁打と調子を上げて、最終的には34本塁打で4度目のキングに輝いた。

 背番号が25から5に変わる今季は「50本打ちたいです」と18年の自己最多47本を超える目標を設定している。通算300本塁打まで残り48本。50発をクリアすれば大台にも届く。「紅白戦にも出なかったので、正直ウズウズはしていましたよ」。キャリアハイを目指し、ゼロから出発してスタイルを構築していく。 (井上 満夫)

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