広島ドラ1佐々木 3・1楽天戦で1軍デビューGOサイン 新井監督明言 競争激化に期待

[ 2025年2月27日 05:45 ]

広島・佐々木

 広島は26日、春季キャンプを打ち上げた。新井貴浩監督(48)は「振る力は間違いなくついてますし、レベルは上がっている」と総括。その上で3月1日の楽天戦(倉敷)から、ドラフト1位・佐々木泰内野手(22=青学大)を1軍に昇格させると明言した。昨年11月の左肩脱臼の影響から2軍で調整していたが、既に実戦に出場しており、1軍デビューにGOサインが出た。開幕に向け、さらなる競争激化が予想される。

 中身の濃い1カ月間だった。充実の春季キャンプを打ち上げ、新井監督は確かな手応えをのぞかせた。

 「選手たちはよく頑張った。99点ですかね。アドゥワ、黒原といったところが離脱したので、そのマイナス1点。振る力は間違いなくついていますし、レベルは上がっている。本格的にオープン戦期間に入ってくるので、実戦でどのように反応できるか、対応できるかを見てみたい」

 今春は課題の得点力不足の解消を目指し、昨秋キャンプと同様、練習メニューは打撃練習に比重が置かれた。若手、中堅は沖縄2次キャンプでも、継続的に連続ティー打撃、ロングティーに取り組み、指揮官も「振る量は(例年の)2倍ぐらい」と競争と育成を両立したキャンプに満足げだった。

 春季キャンプ終了と同時に、新井監督は1、2軍の入れ替えを決断。帰広後、野手では持丸、仲田を2軍に合流させ、3月1日の楽天戦から2軍調整中のドラフト1位・佐々木を昇格させると明言した。

 「オープン戦は倉敷から始まるので、佐々木泰を呼びます。彼が来ることによって、競争がさらに激しくなるのを期待している。痛めていた左肩の方も、全く問題ないということなので見てみたい」

 佐々木は昨年11月に左肩を脱臼。その影響を考慮されてキャンプは2軍で過ごしたが、順調な調整ぶりがうかがえる。15日の社会人・王子との練習試合で代打として実戦デビュー。22日のJR西日本戦では「4番・三塁」で先発し、9回には左前打を放った。さらに翌23日の巨人戦では中堅で先発し、途中から右翼も守るなど、実戦3試合に出場して不安を一掃した。

 指揮官も映像でプレーを確認しており、「映像を見ていたら、打席に立った時の構えから雰囲気を持っているなと感じた」。日南1次キャンプ中の9日には、指揮官自ら2軍の練習を視察するなど、状態を気にかけてきただけに、1軍でのプレーを心待ちにした。

 佐々木はかねて「開幕1軍を目指すためにオープン戦で結果を残したい」と開幕に照準を定めていたが、「もちろん(開幕1軍も)あります。結果だけじゃなしに、内容も見ながら」と新井監督。激しさを増す競争の中で、佐々木のアピールが注目される。(長谷川 凡記)

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