救援に再転向のオリックス・古田島「必要とされるだけ幸せなこと」父の訃報を経て再びシーズンへ

[ 2025年2月26日 05:00 ]

<オリックス春季キャンプ 休日>ゴムを使ったトレーニングをする古田島(撮影・岸 良祐) 
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 救援に再転向するオリックス・古田島が休日返上し、「必要とされるだけ幸せなことですし、言われたところで全力を尽くすだけ」と配置転換を受け止めた。

 「父のこともあって(大阪に)戻っていたので。(調整で)遅れを取っている分、やらないといけないなと」

 2年半前にがんを患い、脳や肺への転移で闘病を続けていた父・健二さんの訃報を受け、19日に一時帰阪。23日にチームに復帰していた。「見つかったときからステージ4だったので。正直、覚悟はできていたし、それがあるから結婚して、死に物狂いでプロに入ってやってきた」。病気の発覚後は「(病気に負けずに)“かっこよくいてくれよ”って(父には)言った。生きる活力を見せられたら」という思いを原動力に、新人で史上2人目の「50登板&防御率0点台」を達成するなど、プロで勇姿を届けてきた。私生活面を含めて、自分にできることをやり尽くしたと心の底から言えるからこそ、「後悔はないですね。やれることはやって、見送ることはできた」と神妙な表情で話す。

 今後は1日の韓国・斗山戦に登板予定で、「ショートイニングの出力の出し方を、もう一度やっていきたい」とテーマを掲げた。最愛の存在との別れを乗り越え、古田島が2年目のシーズンへ再び歩みを進める。 (阪井 日向)

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