ドジャース・グラスノーが“新フォーム”でOP戦初登板 ケガ多く微修正 1回2失点も再出発への第一歩

[ 2025年2月25日 10:31 ]

レッズとのオープン戦に先発したドジャース・グラスノー(AP)
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 ドジャースのタイラー・グラスノー投手(31)が24日(日本時間25日)、レッズとのオープン戦に先発。1イニング16球を投げ、ストライクが11球、3安打2失点、2奪三振だった。

 先頭から打者2人は連続三振を奪ったものの、その後シングルを2本許し、ベテラン外野手オースティン・ヘイズには2点適時二塁打を打たれた。

 グラスノーは降板後、「マウンドに戻れて嬉しかった。実戦で投げるのは久しぶりだったけど、キレも感じたし、良い感触だった」と語ったとロサンゼルスタイムズ紙が報じている。

 昨シーズン、ドジャースに加入したグラスノーは前半は良かった。6月下旬までに防御率は3.00未満、最初の100イニングで135奪三振を記録。自身初となるオールスター選出も果たした。キャリア最多となる17試合連続で中断なく先発登板を果たした。

 しかし、順調に見えたシーズンも、これまで彼を苦しめてきたケガの問題が再び顔を出す。オールスター前、グラスノーは腰の張りで負傷者リストに登録され、数週間の欠場を余儀なくされた。

 そして復帰後、再び調子を取り戻すことはできず、肘の腱炎を発症して再び離脱。そのままシーズンが終了した。

 今、グラスノーは同じ目標を掲げる。「とにかく健康を維持することだ」。レッズ戦、グラスノーは微調整された新しい投球フォームで投げた。何度も故障してきた腕への負担を軽減するフォームだ。ドジャースのコーチや民間のバイオメカニクス専門家と話し合った結果、旧フォームに「開きすぎ」の癖があることに気づいた。これはゴルファーがスイングで過回転するのに似ており、その結果としてホームプレートに向かって腕を伸ばす際に肘への負担が増していた。

 昨季は自己最多となる22試合の先発と134イニングを投げたが、その負担が最終的には彼を再び故障へと導いた。今回のフォーム修正では、背骨の角度を維持し、投球の方向をホームプレートに向け続けることに重点を置く。この調整によって、ケガの予防だけでなく制球力の向上にもつながると期待している。

 精神面でもアジャストする。グラスノーはしばしば、マウンド上で機械的思考にとらわれすぎると自己分析する。投球動作の細部に意識が集中してしまい、本来の目的であるバッターを抑えることに集中できない。フォームを意識せず、時速90マイル台後半の速球と、空振りを取れるスライダーやカーブで打者に向かっていく。結果はともかくこの日の1イニングは、再出発への貴重な第一歩となった。

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