広島・末包が猛アピールマルチ 外野定位置獲りへ甘い球見逃さず「ミスショットも少なくなってきている」

[ 2025年2月24日 05:45 ]

オープン戦   広島7―2巨人 ( 2025年2月23日    那覇 )

<巨・広>4回、末包は適時二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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  広島は23日、オープン戦初戦となった巨人戦に7―2と快勝。末包昇大外野手(28)が2安打2打点で、開幕スタメンに向け、アピールした。3―0の4回には左中間へ2点二塁打。19日ロッテ戦の3ランに続く長打で持ち味を発揮した。外野の定位置を巡り、熾烈(しれつ)な争いが繰り広げられている今春。新井貴浩監督(48)は「どんどん高いレベルで競争していってほしい」と今後に期待した。

 末包のパワーはすさまじい。バットの先に当たって打球は詰まったが、グングン伸びて左中間を切り裂いた。3―0の4回無死一、二塁から西舘の初球144キロを捉え、中押しの2点二塁打。定位置奪取に燃える28歳が、持ち味を発揮してアピールに成功した。

 「初球から積極的に仕かけていけた。アピールしていかないといけない立場なので、しっかり結果を残せたのは良かった」

 3回無死一塁でも中前打を放ち、2安打2打点と奮闘した。19日ロッテ戦で放った3ランに続く長打に、新井監督も「いいスイングができている」と評価。今春は、チーム全体で例年よりバットを振り込む中で、末包は成果を示している。

 「甘い球にはアジャストできている。ミスショットも少なくなってきているので、もっと精度を上げていけば、打率も残せて、本塁打も増えると思う。振ってきた中で、しっかり甘い球を1球で捉えられるように、今後もしていければと思う」

 前日は、全体練習が終了した午後5時頃から屋内練習場に場所を移して、個別練習を敢行。約2時間にわたりスイングに明け暮れ、球場を後にしたのは同7時だった。

 「トップの位置も含めて、いろいろ試行錯誤しながらやっていた。昨日(の練習)に関しては良くないと思ったので。でも、昨日やったやつが全部違うなと思ったので、“昨日やったヤツはやらないでおこう”と」

 今春は実戦計7試合で16打数6安打の打率.375、7打点。外野の定位置争いでは秋山、新外国人・ファビアンが開幕に向け、順調な調整を進めているが、この日は堂林、二俣、林も存在感を示した。2軍では野間も虎視たんたん。勝ち抜くには、今後もアピールは必須だ。新井監督は言う。

 「いい競争をしていると思う。まだまだオープン戦は始まったばかりなので、どんどん高いレベルで競争していってほしい」

 もちろん、末包も望むところだ。「競争率は高いですが、どんどんアピールしていかないといけない」。長距離砲の真価を示し、首脳陣の信頼と、外野の定位置をつかみ取る。(長谷川 凡記)

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